特定地域づくり事業協同組合制度について
特定地域づくり事業協同組合制度について
地域人口の急減に直面している地域において、農林水産業、商工業等の地域産業の担い手を確保するための特定地域づくり事業(※)を行う事業協同組合に対して国・市町村が財政的、制度的な支援をします。
※特定地域づくり事業とは、マルチワーカー(季節ごとの労働需要等に応じて複数の事業者で働く人)にかかる労働者派遣事業等をいいます。
制度を活用するメリット
安定的な雇用環境と一定の給与水準を確保した職場を作り出し、
1 地域内外の若者等を呼び込むことができるようになります。
2 事業者の繁忙期等に応じた人材確保が可能になり、事業の維持・拡大を推進することができます。
特定地域づくり事業協同組合の事業内容
1 地域の事業者(法人、個人)が集まって組合をつくります。
2 組合がマルチワーカー(派遣職員、無期雇用)を採用します。
3 組合員(加入事業者)へマルチワーカーを派遣します。
組合員とは
特定地域づくり事業協同組合の方針に賛同される事業者(法人、個人)の方に出資していただきます。
萩市の取り組み
萩市では、担い手不足の解消や人口減少の対策として、特定地域づくり事業協同組合を設立し、支援を行っています。
利用の流れ(事業者の方へ)
1 労働者派遣を希望される事業者は組合に加入いただきます。
※加入された事業者は、事業協同組合の組合員となります。
2 労働者の派遣を望まれる時期を組合に依頼します(1年間の予定を想定し事前に提出)。
3 組合事務局が派遣先を調整し、労働者が派遣されます(年間予定をおおまかに調整)。
※組合員間の調整により派遣するため、必ず希望日に人材派遣が受けられるとは限りません。
※相互扶助の組合であるため、閑散期でも派遣職員を受け入れていただく場合があります。
4 派遣労働時間に応じて、組合に利用料をお支払いいただきます。
※1時間当たり1,210円(税込)~です。
※業務に必要な機械や消耗品は事業者でご準備ください。
※出資金のほか、毎年賦課金がかかります(利用実績に応じて賦課予定)。
問い合わせ
はぎ地域づくり協同組合事務局
電話 08388-6-0575