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萩市が2015年アジア都市景観賞を受賞しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年10月27日更新
 萩市が応募した“「萩まちじゅう博物館構想」による萩のまちづくり”が2015年アジア都市景観賞を受賞し、平成27年10月27日、福岡市で表彰式がありました。
 今後も市民の皆さんとともに、萩まちじゅう博物館構想によるまちづくりを一層推進し、歴史的町並みや文化財等を大切に保存、活用することにより、よりさらなる萩の魅力拡大に向けて取り組んでいきます。

アジア都市景観賞の概要

 アジアの人々が幸福な生活環境を築いていくことを目標に、国連ハビタット福岡本部、アジアハビタット協会、アジア都市デザイン協会、福岡アジア都市研究所の4団体により2010年に創設された景観に関する国際賞。
 アジアの優れた景観や、発展を続ける景観形成事業を評価・顕彰することによって、アジアの景観を誇らしいものに導いていくことを目的に掲げ、他都市の模範となる優れた成果をあげた都市・地域・事業等をアジア各国、地域から募集、選考し、表彰するもの。

受賞理由

 萩のまち全体を屋根のない博物館に見立て、数多くの歴史的資産や文化遺産を現地にありのままに展示し、新たな文化を創造することにより、地域の景観づくりを目指す「萩まちじゅう博物館構想」を打ちたて、独自の「萩まちじゅう博物館条例」のもとで市民自身が市域全体に点在する有形・無形の遺産を萩の魅力として再認識し、次世代に確実に伝えるとともに、現地でわかりやすく説明しながら、来訪者にその良さや歴史を誇りをもって伝える本構想を、行政と市民が協働して推進している。
 NPO法人による萩博物館の運営をはじめ、様々な活動を通じて、萩市は市民とともに、文化財等を総合的に保存、活用し、良好な景観形成に取り組んでいる。
 今や、萩まちじゅう博物館の取組みは先駆的なまちづくりの事例として海外でもその手法が取り入れられている。
 今年、世界遺産登録が決定した「明治日本の産業革命遺産」には萩の5資産が含まれており、また、現在放送中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台にもなっている萩は、今、最も注目を集めているまちとなっている。
萩のまちなみ(3)
萩のまちなみ(1)
萩のまちなみ(2)

受賞案件の内容

案件の名称

   「萩まちじゅう博物館構想」による萩のまちづくり

案件の要旨

▼萩市は、まち全体を屋根のない博物館に見立て、市内に残る数多くの歴史的遺産や文化遺産を現地にありのままに展示し、それを根拠にした新たな文化を創造するまちづくりを目指す「萩まちじゅう博物館構想」を打ち立て、まちづくりの基軸とした。
▼市民自身が市域全体に点在する有形・無形の遺産、さらにはそれらが織り成す歴史的景観を萩の魅力として再認識し、確実に次世代に伝えるとともに、来訪者に現地でわかりやすく解説しながらその良さや歴史等について、誇りを持って伝える本構想を行政と市民が協働で推進している。
▼今や、萩まちじゅう博物館の取組みは、先駆的なまちづくりの事例として、海外でもその手法が取り入れられている。
▼萩のまちは、脈々と受け継がれている伝統行事や伝統技法、先人が創り上げてきた文化や思想、毛利氏の城下町や明治維新に関する歴史的価値の高い建造物等とその周辺の市街地が一体となって形成する良好な市街地環境であり、今後も官民協働でその保全に取り組んでいく。

主催

   ・国連ハビタット福岡本部
   ・アジアハビタット協会
   ・公益財団法人 福岡アジア都市研究所
   ・アジア景観デザイン学会

授賞式

   と き 平成27年10月27日(火曜日)13時30分~
   ところ 福岡市 グランドハイアット福岡

授賞式の様子

授賞式の様子(1)
授賞式の様子(2)

関連

          アジアハビタット協会