浄化槽の概要について
浄化槽とは
浄化槽は、トイレからの汚水や、洗濯や風呂場などからの排水をきれいな水に浄化してから河川等に放流するためのものです。
私たちに快適な生活をもたらしてくれる浄化槽は、河川等の水の汚れを防止する大きな役割を担っています。
日常の管理
浄化槽は、微生物の働きにより水をきれいにしています。浄化槽が正常に機能するためには、適切な維持管理が大切です。そのため、浄化槽を使用されている皆さんには、浄化槽法で定められている定期的な保守点検と年1回の清掃をお願いします。
○保守点検
浄化槽の点検、調整、補修や消毒剤の補給を行います。県知事の登録業者に依頼しましょう。
○清掃
浄化槽を清掃したり、たまった汚泥を引き抜いたりする作業です。市町村の浄化槽清掃業の許可を受けた業者に依頼しましょう。
浄化槽保守点検業者・清掃業者名簿 [PDFファイル/97KB]
定期的な検査(法定検査)
浄化槽が正しく機能しているかを、県が指定した検査機関(社団法人 山口県浄化槽協会)が検査し、皆さんに結果をお知らせします。この検査は、浄化槽法で定められており「法定検査」といい、浄化槽の管理者に義務付けられています。
○浄化槽法第7条検査
浄化槽の使用を開始して3か月を経過した日から5か月の間に実施する検査
○浄化槽法第11条検査
毎年1回実施する検査
■検査機関
社団法人 山口県浄化槽協会萩検査支部
〒758-0041 萩市大字江向531番地1(萩環境保健所内)
Tel(0838)26-3616 Fax(0838)26-3616
罰則
浄化槽設置届の提出を行わなかった場合や法定検査を受けない場合は、罰則が適用されることがあります。