玄武岩柱状節理 龍鱗郷(りゅうりんきょう)(中小川)[山口県指定天然記念物]
印刷用ページを表示する 掲載日:2007年7月5日更新
小川地区の農道工事の際に偶然発見された、六角形の石柱が立ち並ぶ岩肌、「玄武岩柱状節理」。地元では、中学生が名づけた「龍鱗郷」の愛称で呼ばれています。
阿武町のイラオ山が火山活動をしていた頃、川に流れ込んだ溶岩が、急激に冷やされたために、固まりながらひび割れ、その後土地が盛り上がったと考えられています。柱状節理が大きくカーブしていることは、全体が巨大な球状になっていたことを示すものです。
地質関係が一目でわかるように露出しているものは県内にはなく、全国的にも大変珍しいものです。
阿武町のイラオ山が火山活動をしていた頃、川に流れ込んだ溶岩が、急激に冷やされたために、固まりながらひび割れ、その後土地が盛り上がったと考えられています。柱状節理が大きくカーブしていることは、全体が巨大な球状になっていたことを示すものです。
地質関係が一目でわかるように露出しているものは県内にはなく、全国的にも大変珍しいものです。