2022年度テーマ展「夏の彩り ~近世と益田家の花火~」を開催します
2022年度テーマ展「夏の彩り ~近世と益田家の花火~」
中世では、益田藤兼(ますだふじかね)・元祥(もとよし)親子は毛利元就に対して多くの贈り物をし、豪勢な料理をふるまうことで忠誠を誓うと同時に自身の力を誇示しました。
近世の益田家においても、元禄11年(1698)8月10日、当主の益田就賢(ますだなりかた)が萩城下のはずれにある松本屋敷に藩主の毛利吉広を接待し、豪勢な食事を提供し花火を打ち上げもてなした、という記録が残されています。
現在の須佐では、毎年7月28日に「須佐湾大花火大会」が開催され、多くの人で賑わいますが、今年度も残念ながら中止となってしまいました。
本展示では、残念ながら中止となった花火大会に思いを馳せてもらいながら、江戸時代の花火や益田家家臣に伝わった花火技術のについての文書を紹介します。
〇会期 令和4年8月11日(木・祝)~10月10日(月・祝)
〇場所 萩市立須佐歴史民俗資料館
〇開館時間 9時から16時30分まで ※最終入館 16時
〇休館日 月曜日、祝日の翌日 ※8月12日は開館
〇入館料 大人 310円、子ども 150円 ※団体20人以上 大人 210円、子ども 100円
〇主催 萩市
〇展示構成 (1)江戸時代の花火
(2)益田家と家臣による花火
※会期初日8月11日(木・祝)10時、14時の各1回、当館特別学芸員 重田麻紀による展示解説を行います。