続けらる消防団へ。地域を守る力を未来につなぐために(萩市消防団3方面団連携訓練を実施)
萩市消防団が3方面団連携訓練を実施
1 萩市消防団の取り組み
萩市消防団では、これまでの訓練内容を見直し、より実災害に近い訓練へと転換を進めています。その取り組みの一つとして、69年間続けてきた消防操法訓練を一時中断しました。消防操法訓練は、消防団の規律や技術の向上に大きな役割を果たしてきた重要な訓練です。一方で、夕方から夜間にかけて長期間行われる訓練であり、団員本人だけでなく、仕事や家庭を支える家族にも大きな負担が生じていました。
今回の方面団連携訓練では、地元方面団が水利や進入路、危険箇所を確認し、応援方面団を受け入れる流れを確認しました。また、延焼拡大や長期化を想定し、消火活動に加えて、交通誘導、資機材搬送、情報共有、炊き出しなど、活動を支える多様な役割についても訓練を実施しました。
さらに、子育て世代が消防団活動に参加しやすい環境づくりとして、団員の子どもが訓練に参加し、見守りを行う試行も実施しました。「子どもがいるから参加できない」のではなく、「子どもと一緒に関われる消防団」へ。団員本人だけでなく家族の負担にも配慮し、無理なく続けられる消防団活動を目指しています。
現場で活動する人、後方で支える人、交通誘導を行う人、資機材を運ぶ人、炊き出しで活動を支える人、地域へ情報を伝える人など、多くの役割があります。体力に自信がない方、子育て中の方、仕事の都合で毎回は参加できない方でも、地域を支える役割があります。消防団は、限られた人だけが入る組織ではなく、地域を思う人が、それぞれのできる形で関われる組織です。
萩市消防団は、団員とその家族の負担軽減を図りながら、実災害に対応できる「続けられる消防団」づくりを進めるため、以下の訓練を実施しました。
2 日時
令和8年7月19日(日曜日) 午前9時30分 ~ 正午
3 場所
福栄グラウンド及び福栄総合事務所、福栄小中学校周辺
4 主催
萩市消防団、萩市消防本部・署
5 訓練内容
林野火災を想定した中央方面団、むつみ方面団、福栄方面団による連携訓練
・1方面団単独では対応困難な災害に備え、連携体制への切り替えを実施
・3方面団が連携して実施する消火活動及び長期的な活動を支援する炊き出し訓練
・団員の子どもも参加する訓練(炊き出しへの参加や見守りの実施)
6 訓練参加者
萩市消防団 179名(中央方面団64名、むつみ方面団52名、福栄方面団63名)
萩市消防本部・署 12名
団員の子ども 7名(2才~10才)
7 連携訓練の様子
3方面団が協力しての消火活動
団員の子どもも参加する訓練(炊き出しへの参加や見守りの実施)

