林野火災注意報・林野火災警報の運用開始について

　令和７年２月に発生した岩手県大船渡市の大規模林野火災を受けて、林野火災の予防を目的とした「林野火災注意報」「林野火災警報」が新設されます。

　
　林野火災の予防上注意を要する気象状況になった際には、「林野火災注意報」を発令し、発令区域での火災予防条例に定める「火の使用の制限」について、努力義務を課すこととなります。さらに、林野火災の予防上危険な気象状況になった際には、「林野火災警報」を発令し、発令区域での火災予防条例に定める「火の使用の制限」について、義務を課すこととなります。

火災予防のため、注意報発令時には以下の制限について努力義務が課せられます。
さらに危険な状況になり警報が発せられた場合は、以下の制限について義務が課せられます。
⑴ 山林、原野等において火入れをしないこと。
⑵ 煙火を消費しないこと。　※煙火：炎、花火のこと
⑶ 屋外において火遊び又はたき火をしないこと。
⑷ 屋外において、引火性又は爆発性の物品その他可燃性の附近で喫煙しないこと。
⑸ 山林、原野等の場所で喫煙しないこと。
⑹ 残火（たばこの吸殻を含む。）、取灰又は火粉を始末すること。

林野火災警報時は、萩市火災予防条例違反になります。　罰則：３０万円以下の罰金又は、拘留

〇林野火災注意報：防災メール
〇林野火災警報：防災メール、防災行政無線、消防車等による広報