難聴者の「情報保障」のため、磁気ループ（集団補聴）システムの設置。

　萩市では、「自治宝くじ助成金」により、難聴の方々の「情報保障の一環」として、携帯型の磁気ループ（集団補聴）システムを7セット設置することとしました。

　このシステムは、音声信号を磁気誘導アンプを通し、床等に敷設したループアンテナ（多芯ケーブル）に電気信号として送ります。
　ループアンテナ内で誘導磁界が発生し音声磁場ができ、磁気コイル付補聴器（補聴器の“Ｔ”マーク）で音声信号として聞くことが出来ます。

　なお、磁気ループを複数整備した自治体は、大変珍しく、萩市では、難聴者の社会参加を促進するためにも、今後、講演会・会議・イベント等で活用していく予定です。

　磁気ループは、萩循環まあーるバスに次いで、整備するものです。

■設置箇所

　7箇所（萩市福祉事務所・各総合事務所）

　携帯型のため、貸し出し可能です
　申し込みは、萩市福祉事務所及び各総合事務所へ

＜磁気ループ（集団補聴）システム＞

　磁気ループ（集団補聴）システムとは、集団の中で「聞こえ」を効果的に支援する装置です。 聴覚に障がいのある方、高齢者のみでなく、難聴者などで、補聴器を利用されている方が、周囲の騒音・雑音に邪魔されずに、目的の声だけを正確に聴き取れます。 聴覚に障がいのある方、高齢者、難聴者などの「情報保障」のために役立ちます。

■申し込み・問い合わせ先