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配置薬の販売トラブルに注意

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月29日更新

相談

薬の販売事業者と名乗る人が「配置薬を置かせてほしい」と訪問してきて、何度もいらないと断ったが、強引に置いて帰った。どうすればいいか。

配置薬の販売とは、家庭を訪問し、医薬品の入った箱(配置箱)を配置し、定期的に、使った薬代を受け取り、薬を補充して帰って行く、昔からある薬事法に規定されている薬の販売業で、一般に「置き薬」と呼ばれています。

アドバイス

 事例のように、断っているのにしつこく勧誘したり、泣き落としをしたりして契約を迫る他、消費者に断る隙を与えず勝手に薬を置いて立ち去るケースもあります。
 他に、返却等を申し出ても薬をなかなか引き取ってもらえなかったり、定期訪問の際に高額な健康食品を売りつけられたりするトラブルもあります。
 配置薬は、業者から薬を預かり、次回の来訪時に使った分だけ支払う仕組みです。自分の判断で薬を処分しないようにしましょう。
 できれば玄関のドアを開けずに対応し、必要なければきっぱり断りましょう。意に反して預かることになっても、早くに引き取り等を申し出ましょう。

 心配なときは、消費生活センター等にご相談ください。

置き薬の訪問販売に関するイラスト