危険!0歳児が大人用ベッドから転落
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月12日更新
事例1
大人用ベッドを2台付けて中央に寝かせ、ミルクを作ろうと母がキッチンに行っている間に、フローリングの床に転落し、頭部を打撲した。寝返りはまだ出来ないが、手足をバタバタさせているうちに転落したようだ。(当事者:4ヶ月 女児)
事例2
大人用ベッドに寝かしつけ寝室を離れ、再び寝室に入ったところ、壁とベッドの隙間に挟まるように転落しており、呼吸が無かった。(当事者:5ヶ月 女児)
アドバイス
大人が目を離した隙に、0歳児が大人用ベッドから転落するという事故が多く発生しています。危害の多くは頭部や顔面の打撲ですが、中には頭蓋骨骨折や、ベッドと壁との隙間に挟まれ窒息したケースもあります。
子どもは「まだそれほど動かない」と思っていても、予想外に移動します。大人用ベッドに寝かせたまま、目を離してはいけません。
事故が起きた際に、いつもと様子が違ってボーっとしている、元気が無い、顔色が悪い等、心配なときはすぐに病院を受診しましょう。また、受診に迷ったときや不安なときに相談できる居住地の身近な窓口を確認しておきましょう。