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のどや食道を傷つけることも!薬の包装シートの誤飲に注意

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月13日更新

事例

 朝食後、家族が切り取って渡した内服薬をPTP包装シートごと飲み込んだ。のどにつっかえた感じがあり、近所の病院にかかった後、救急車で他の病院に運ばれ、胃カメラで食道からPTP包装シートを回収した。(90歳代 男性)

アドバイス

 プラスチックにアルミなどを貼り付けたPTP包装シートに入った薬を、PTP包装シートごと飲んでしまい、のどや食道などを傷つけたという事故が多くみられます。痛みなどの症状が現れるまで誤飲に気づきにくく、重症化する恐れもあります。
 PTP包装シートを切り1錠ずつにすると、飲み込みやすいサイズになってしまううえに、切った角が鋭くなり危険です。1錠ずつに切り離してはいけません。 万が一PTP包装シートを誤飲した場合、のどにつかえる等の違和感があったら、医療機関を受信しましょう。日ごろから休日、夜間に受信できる医療機関の連絡先を確認しておくことも大切です。

                                                              消費生活イラスト