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人助け!?親切心につけこむ買え買え詐欺に注意!

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月13日更新

 消費者の親切心や同情心に付け込んで「老人ホーム入居権」を購入させようとする「買え買え詐欺」の相談が寄せられています。

相談事例

 独り暮らしの母の家に、医療法人から老人ホームの入居権の申込書が入ったダイレクトメールが届いた。その後、別の業者から電話があり、「入居希望者が30人ほどいるが、ダイレクトメールが届いた方しか入居権を購入できない。お金は用意するので、人助けだと思って30人分申し込んでほしい」と言われた。母は「助けてあげたい」と思い、お金を用意しなくても良いならと申し込んだ。
 しかし、後日医療法人から「あなたの名前では無く、業者の名前で入金されている。インサイダー取引だ。訴える」と電話が掛かってきた。その後、業者から「誤って会社名義で振り込んでしまった。一千万円の示談金を支払えば訴えないと了承を得たので、折半で500万円出してほしい」と連絡があった。支払わなければいけないのか。(70歳代女性)

 

アドバイス

 消費者の親切心や同情心につけこんで「老人ホームの入居権」を購入させようとする「買え買え詐欺」の相談が寄せられています。業者の話の内容や送付されるパンフレットは非常に巧妙に出来ており、信ぴょう性があるように思われますが、絶対にお金を払ってはいけません。一度お金を払ってしまうと、取り戻すことは極めて困難です。「パンフレットが届いていないか」「代わりに申し込んで」などの電話は「買え買え詐欺」です。相手にせず、すぐに電話を切りましょう。
トラブルに遭っている人の多くが高齢者です。家族や周囲の人も気を配りましょう。
 困ったときは、萩市消費生活センター(Tel25-0999)にご相談ください。

                            高齢者を守るイラスト