大島地区でドクターヘリ搬送訓練を実施しました
大島地区でドクターヘリ搬送訓練を実施しました
萩市の離島である大島地区において、ドクターヘリでの救急搬送が必要な場合に、円滑な搬送が行えるよう搬送訓練を実施しました。
実施訓練の状況
令和5年2月9日実施訓練の様子
(重症患者発見→ドクターヘリ要請→ヘリ離着陸場散水→ドクターヘリ到着)
(心肺蘇生実習)
ドクターヘリについて
ドクターヘリは、救急医療専用のヘリコプターです。救急医療用機器等を装備しており、救急医療専門の医師と看護師を救急現場にいち早く運び、直ちに治療を開始し、高度な医療機関に患者を搬送することが可能です。高度救命救急センターのある山口大学医学部附属病院を運航基地として、消防本部の出動要請により患者のもとに急行し、現場や飛行中に搭載医療器材を用いて治療を継続しながら、県内の救急救命センターなどに搬送します。
山口県においては、県土の7割を中山間地域が占め、多くの有人離島を有するなどの地理的特性があることや、救命救急センターがいずれも山陽側に配置されている現状から、救命率の向上や後遺症軽減には、より迅速な救急医療や適切な高度医療の提供を行うことが求められています。
大島の概要
■島民人口 613人※
■高齢化率 42.4%※
※令和4年3月末現在
■交通手段 定期船(本土から25分)
■島の特徴
巻き網漁を主体とした漁業や葉タバコ、ブロッコリーなどの農業が盛んな島です。