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佐々並市伝建地区で防火訓練を実施しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月11日更新

年に一度の防火訓練を実施しました

 佐々並市伝建地区にある旧小林家住宅(萩往還おもてなし茶屋)で防火訓練を実施しました。訓練には、旧小林家住宅を管理・活用する萩往還佐々並どうしんてやろう会の皆さんにご参加いただきました。

佐々並市伝統的建造物群保存地区とは

「伝統的建造物群保存地区」とは、名前のとおり、伝統的な建造物が群をなして保存されている地区を選定する文化財です。地区内の個別の建物を「伝統的建造物(伝建物)」として特定し、その他工作物や環境と一体をなしているもの(樹木や水路等)を特定し、その地区ごとに保存していくものや姿を定めています。

 そのような伝統的な家屋等が密集して残っているエリアであるからこそ、火災に対する危機管理は非常に重要となります。

 

■選定年月日:平成23年6月20日

■面積:約20.8ヘクタール

■伝統的建造物:(建造物)61件、(工作物)152件

■環境物件:9件

 ※令和5年12月1日現在

佐々並市伝建地区範囲図

防火訓練の様子

○施設内の消防設備の確認

 警報器の動作・使い方の確認や建物内でスモークを焚き、自火報の動作を確認しました。

スモーク体験

○水消火器による訓練

 消火器の使い方の講習を受け、実際に水消火器を使って訓練をしました。

消火訓練

最後に

 日頃からよく使っている施設でも、消防設備がどこについているのか、どんな性能のものなのか等々、実はよく知らないことだらけです。

年に一度の防災訓練ではありますが、このような積み重ねが、いざというときに自らの命と財産を守る一助になると思います。今後とも継続的な訓練を重ねていきましょう!