ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 萩から始まる医療維新 > 萩市の病院、医師会、行政が一体となったプログラム

萩市の病院、医師会、行政が一体となったプログラム

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年12月15日更新

萩市の病院、医師会、行政が一体となったプログラム

 当研修プログラムは、研修基幹病院だけでなく萩市医師会と連携しながら提供します。研修医は、通常参加することのできない医師会活動を通じて、萩圏域の健康問題を認識することができます。また、萩市の行政(地域医療推進課、健康増進課など)や病院の地域連携室と情報交換を行うことで、地域の健康問題を認識し、解決策を考える場を設けます。公立病院、医師会、行政が一体となり、研修をサポートするプログラムです。

一体となったプログラム

 萩コースは多くの研修施設(地域の病院、診療所、地域包括支援センター、保健センターなど)と協力しています。
 地域医療を支える仕組みを知りたいという研修ニーズがあれば、地域医療を支える多職種にヒアリングをする、仕事振りを見学することも可能です。他施設で研修することで知識や技術だけではなく、環境が変わっても順応できる能力を身につけ、多くの医療従事者との繋がりを広げて下さい。
※その他離島やへき地、民間医療機関を含みます。

 萩コースでの研修はアウトカム基盤型教育とポートフォリオファイルを活用しながら学んでいきます。研修開始前に、研修医のなりたい医師像(アウトカム)や研修ニーズを確認し、個別にカリキュラムを作成します。また、ポートフォリオファイルを活用することで、指導医間の教育連携を円滑に進められるようサポートします。

<研修ニーズの例>

・志望は内科医。外来診療を通じて症候アプローチを身につける。日常診療を通じてEBMの活用方法を身につける。
・志望は小児科医。地域医療研修が高齢者を診る最後の機会になるので、高齢者への診療アプローチを学びたい。介護保険認定審査会、地域包括支援センターなどの見学を通じて高齢者に関する介護リソースを知りたい。
・志望は放射線科医。設備が十分に整っていない診療所で外来診療を学びたい。