ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > ふるさと便り > 大板山たたら製鉄遺跡[国の史跡指定]

大板山たたら製鉄遺跡[国の史跡指定]

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年7月19日更新

 紫福の大板山にあります。江戸時代の製鉄遺跡で、平成24年9月19日に国の史跡指定になっています。
 墓地・下小屋(住宅)はダム建設により水没していますが、元小屋、砂鉄洗場、鉄池(かないけ)、高殿、鍛冶屋などの施設の跡が残っており、規模は県内では最大です。
 宝暦年間(1751~1764年)、文化年間(1803~1818年)、安政年間(1854~1860年)にそれぞれ操業され、原料となる砂鉄は島根県の三隅町から北前船を利用し、奈古港経由で搬入されました。ここで作られた鉄は、長州藩が最初に建造した軍艦「丙辰丸(へいしんまる)」にも使用されています。

大板山たたら製鉄遺跡

大板山たたら製鉄遺跡