歩車分離式信号の通行方法
通学路の信号交差点における歩行者と車両の衝突事故防止のため、歩行者のみが通行できる時間帯(青信号)と車両のみが通行できる時間帯を分離する、歩車分離式信号機が市内3か所に導入されています。
歩行者の安全が確保されるとともに、車両もスムーズに右左折できます。
◆歩車分離式信号機とは
●歩車分離式信号機設置の場合の通行イメージ
通常の信号機設置の交差点では、図(1)の時は縦方向に、図(2)の時は横方向に歩行者も横断しているため、自動車等が右左折時に道路横断中の歩行者と接触するなどの事故が発生する可能性がありました。
歩車分離式信号機設置の交差点では、図(1)および図(2)の時には歩行者信号はすべて”赤”となり横断することが出来ないため、自動車等はスムーズに右左折することが出来ます。
歩行者の方が道路を横断する場合には、設置されている押しボタンを押すと車両用信号はすべて”赤”となり、歩行者信号はすべて”青”となります。このため、歩行者は右左折する自動車等を心配することなく安全に横断歩道を渡ることが出来ます。(図(3))
※今回設置される押しボタン式歩車分離式信号機では、午前7時から8時までは通行イメージ図のように(1)→(2)→(3)→(1)・・・のように通行しますが、それ以外の時間帯では(1)→(2)→(1)→(2)・・・となり、歩行者が道路を横断する時は押しボタンを押さなければ歩行者用信号は”青”(図3)にはなりませんのでご注意ください。
〇歩行者の方は
各信号機は押しボタン式となります。横断歩道の利用時にはボタンを押し、歩行者用信号が青色に変わってから横断してください。
また、斜め横断は禁止です。必ず横断歩道を通行してください。
※午前7時から8時の間は、押しボタンによらず自動で信号が変わります。
〇ドライバー(車両)の方は
見込み発進せず、必ず対面の車両用信号灯器が青色に変わったことを確認して発進してください。
◆導入場所
(1)松陰神社北交差点(椿東) (2)萩光塩学院先交差点(土原)
(3)松本橋東詰交差点(椿東)
交通規制は山口県公安委員会が決定します。通行方法等の詳細は、萩警察署交通課 0838-26-0110 へお尋ねください。 萩市報 H25.3.1号 歩車分離信号の設置 (pdf形式:767KB)