浜崎伝建地区の再生町家の利活用についてご意見をお聞かせください!
事業参入に関するサウンディング型市場調査を実施します

概要
萩市では、港町の浜崎地区にある、令和2年に寄付を受けた明治時代創建の伝統的建造物を「浜崎伝建地区町屋モデル」として改修を進めています。
この町家モデルと称する建物は、萩市浜崎伝統的建造物保存地区内に位置する明治中期建築の伝統的な町家住宅で、間口が約10mもある大型町家です。構造は平入りの木造一部二階建、切妻造り桟瓦葺、古くは呉服商、後にスーパーマーケット、生花店などに利用されてきました。約5年前より空家となり、令和2年に地域振興に活用して欲しいと当時の所有者から萩市に寄付いただきました。
萩市は、この建物を「まちなみの保存」、「空き家対策」、「にぎわいの創出」といった地域の総合的課題解決のモデル的施設として活用するべく、これまで検討して参りましたが、民間事業者の創意工夫とアイデアを活かした管理・運営を目指し、PFI法に基づく民間事業者に長期の運営権を設定する「コンセッション方式」により、この施設の活用を推進することとしました。
現在、令和2年度から4年度までの3箇年をかけ、建造物の保存修理を行っています。
工事内容は、建屋の柱・梁といった軸組と外観の整備や電気・給排水管の設置等を実施しています。本年9月に新たな条例を制定、今後、施設の運営権者選定に向けた公募を実施する予定としています。


運営権者の公募条件設定に向けて、民間事業者の事業参入の可能性や、参入に際しての詳細条件を整理するため、民間事業者との対話を行うサウンディング型市場調査を実施します。
民間事業者の皆さまと本市担当者との協議形式で実施します。
対象
本施設を利用した事業運営に参画する意向(及びその可能性も含む)のある法人を対象とします。
調査の内容
この調査において、主に意見をいただきたい事項は次のとおりです。
(1)参画可能な事業内容について
(2)事業形態(事業スキーム、期間、初期投資コスト、運営権の対価(家賃)設定 等)
(3)萩市への要望
(4)地域連携策の可能性について
(5)その他参加者からの質問等
調査スケジュール
令和4年11月29日(火曜日) 実施要領等の公表
令和4年11月29日(火曜日)~12月23日(水曜日) 参加申込書の受付
令和4年12月1日(水曜日)~令和5年1月13日(金曜日) 個別対話の実施、現地見学(随時)
令和5年1月下旬頃 提案結果のとりまとめ、公表
エントリー(調査参加方法等)
エントリーシートを提出いただいた方と、本市担当者が協議日程等を調整させていただきます。
なお、協議は1回あたりおおむね1時間で実施します。(年末年始はお休みします)
本調査への参加申し込み、提案方法等の詳細につきましては、実施要領を御覧ください。