普段からの災害対策(防災・減災)土のう提供場所の地図
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月20日更新
・災害対策の基本は「日頃の備え」と「早めの避難」です。
・風水害から身を守ろう(きめ細かな気象情報について)
・萩ケーブルネットワークを利用してエフエム萩を聴取する方法(広報課ホームページ)
普段からの準備
- 緊急時の連絡先(ご近所、親戚、勤務先、学校、保育園など)の住所録や電話表を作成する。(携帯電話番号やメールアドレスも忘れずに)
- 近所や町内会(自主防災組織を含む)とのコミュニケーションを図っておく。
- 家族の氏名、生年月日、血液型、既往症を確認しておく。
- 家庭内防災会議を開いて、災害時の役割分担、避難場所、集合・連絡方法を考えておく。
- 防災知識や応急救護法(手当)を身につけておく。(総務省消防庁 防災・危機管理 Eカレッジ)
- 消火器、住宅用火災警報器を設置して、使用方法を理解しておく。
- 最低3日間は家族が他からの支援なしに生活できるよう、生活用品や食糧品を備蓄する。
- 非常持ち出し袋は、すぐ使用できるように準備しておく。
- 停電に備えて、懐中電灯や小型ラジオは身近に置いておく。
- 台風が接近すると、潮位が上昇し高波や高潮が発生しやすくなるので、海岸線付近には近づかないようにする。
- ハザードマップで身近な危険箇所を確認しておく。(萩市ホームページ)
- 昭和56年5月以前に着工された建築物は耐震性が低い場合があります。住まいの耐震化を行ないましょう。(山口県住宅課ホームページ)l
- 耐震診断・耐震改修の補助を実施しています。(萩市建築課ホームページ)
- 家具が転倒しないよう、固定しておきましょう。(総務省消防庁ホームページ)
家屋の補修等による準備
- 瓦、トタン板、窓ガラス、窓枠、外壁、屋根、ブロック塀、雨戸は、常に補修をしておく。
- 側溝や雨どいの落ち葉や土砂は、常に取り除く。
- ベランダや庭には、飛びやすい物を置かないようにする。
- 風雨が強くなりそうなときは、植木鉢などを屋内に移す。
- プロパンガスボンベ、ボイラーの燃料タンク、看板、テレビアンテナは、しっかり固定する。
- 重たい家具(タンス、食器棚、ピアノなど)は、転倒防止のため専用器具や針金で壁に固定する。
- 食器棚は、内容物の飛散防止の処置をする。
- いつも浸水する地盤の低い土地の家屋、地下室には、浸水防止のための土のうを準備する。
- 寝室には、重たい家具をできるだけ置かない。
- 大工道具は、身近に置いておく。
- 寝室が二階以上にある場合は、避難用はしごやロープなどの避難用施設を備える。
(注)旧土原保育園に緊急用土のうを備蓄しています。事前に準備をされる方は自由に使用してください。ただし、事業所での使用はできません。高齢者等の水防対策は町内会や近隣の方で支援をお願いします。市職員により土のうの配達、設置、回収は行っていません。個人財産の保護は、普段からご自身の責任でお願いします。なお、浸水開始後に土のうを設置しても効果はありません。
非常持ち出し袋のポイント
- 重さは男性15kg、女性10kgを超えると、避難に支障があるので、不要なものを入れない。
- 食糧品や医薬品は常に点検して、使用期限を過ぎる前に交換する。
- 持ち出し袋の所在は、家族全員が把握しておく。停電が長期間続くと水道なども停止するため、通常の生活は維持できません。
- 食糧品や飲料水は、賞味期限を確認して3日分を目安に備蓄しておく。飲料水は、人1日3L以上必要です。
- 懐中電灯は、1人に1個必要です。懐中電灯や小型ラジオは、乾電池サイズが共通に使えるような製品を選ぶ。
- 市販の非常持ち出し用品に、家族で必要な品物を追加しておく。
- 非常持ち出し袋の例(一次持ち出し品)
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区分 品物 食糧品 加熱や調理が不要な食糧品(乾パン、ビスケット、チョコレート、あめ、ドライフーズ、缶詰など)、飲料水、乳幼児がいる場合は粉ミルク、離乳食など 医薬品及び衛生器具 石鹸、目薬、傷薬、消毒薬、鎮痛剤、下痢止め、総合風邪薬、絆創膏、ガーゼ、包帯、生理用品、持病常用薬、ピンセット、安全ピン、体温計 衣類等 帽子、マスク、必要最低限の上着、ズボン、下着、靴下、軍手、紙おむつ、丈夫な靴、スリッパ、簡易カッパ 日用品 (AM/FM)小型ラジオ、懐中電灯、予備電池、オイルライター、筆記用具、水筒、ピクニック用の食器、缶切り、はさみ、洗面用具、ハンカチ、ティッシュペーパー、タオル、裁縫用具、多用途ナイフ、簡易的な工具、ビニール袋、シート、ロープ、ガムテープなどの補修用品、杖など 貴重品 現金、10円玉、テレホンカード、クレジットカード、不動産の権利書、預貯金通帳、印鑑、身分証明書、免許証、保険証、住所録、自動車や家の鍵、家族の写真 その他 嗜好品、予備の眼鏡、入れ歯、使い捨てカイロ、背負えるカバン、防災頭巾、ヘルメット、アウトドア用品、その他家庭で必要な品物 - 非常備蓄品の例(二次持ち出し品)
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区分 品物 食糧品 好みに応じたレトルト食品など、水入りポリタンク 衣 類 防寒衣 日用品 固形燃料、卓上コンロ、小型のなべ、毛布、寝袋、キャンプ用品、本 工 具 スコップ、ジャッキ、のこぎり、オノ、ナタ等 その他 特に家庭で重要なもの
災害(風水害、土砂災害等)が起きる前兆(崖くずれ、土石流、地すべり等)
- 1時間に20ミリ以上の強い雨が降ったとき、累計雨量が80ミリを超えたとき
- 台風が接近しているとき
- 普通は聞こえない水や土などの落ちる音、山鳴りが聞こえるとき
- 崖から水が吹き出したり、小石が落ちるとき
- 地面にひび割れ、隆起、陥没ができたとき
- 河川や水路の水位が上昇しているとき
- 大雨が降るのに水位が下がっているとき
- 山等から異常なにおいがしたとき
- ラジオ、テレビ、防災機関(市役所、警察、消防など)の職員や広報車から、避難準備情報、避難勧告や避難指示(命令)を受けたとき
- 井戸や沢の水が濁るとき
- 家の回りでは雨が降っていないが、河川の上流で大雨が降ったとき
- 道路などが冠水したとき
- 水田や畑を造成した土地に水が流れるとき
(注)造成地、扇状地、山岳地域、ゼロメートル地域、海岸地域、河川敷では、常に細心の注意が必要です。前兆がなくても、災害が発生する場合があります。大雨で川が増水していると、土砂災害の危険があります。早めの避難が命を守ります。
台風の接近や気象注意報が発表されたら
- ラジオやテレビで、気象情報を収集する。
- 不要不急の外出や旅行は、中止して早めに帰宅する。
- 一人では外出しない。
- 強風や豪雨になる前に、家屋補修などを行う。
- 山の近くに住んでいる方は、山から離れた部屋で眠る。
- 急傾斜地や海岸や河川などの危険地帯には近づかない。
- 地下室にいる方は、直ちに地上の部屋に移動する。
- 家のまわりに土のうを設置する。
- 災害は深夜に発生することが多いので、飲酒は控える。
津波注意報・津波警報・大津波警報が発表されたら
- 海岸から離れて、早めに高台や高くて丈夫な建物の上の階へ避難する。
- 地震の揺れが長時間続く、急激に海面が下がる、または潮が引いたときは、津波注意報が発表される前に津波が来襲する場合があるので、津波情報を確認するまでもなく、直ちに避難する。
- 津波は繰り返し襲ってくるので、注意報や警報が解除されるまでは海岸には近づかない。
地震が発生したら
- まずあわてない。落ち着く。
- 落下物などから身の安全を確保する(机の下に入る。座布団をかぶる)。
- 揺れがおさまったら、直ちに火の始末をし、ガスの元栓を閉鎖する。
- ドアなどを開けて脱出経路を確保する。
- あわてて外へ飛び出さない。
- 屋内でもガラスが割れている場合があるので、裸足では歩かない。
- ラジオやテレビで、地震情報や津波情報を確認する。
- ビルの窓、塀、狭い通路、自動販売機、がけ、急傾斜地などには近づかない。
- 自動車運転中に地震を感じたら、ゆっくりと路肩に寄って停車する。
- 避難にエレベーターは使用しない。
- 店舗、劇場、交通機関では従業員や乗務員の指示に従う。
- 停電した場合は、コンセントを抜く。
地震の揺れと被害想定
- 震度0 人は揺れを感じない。地震計のみが反応する。
- 震度1 横になっている人や屋内にいる人の一部が揺れを感じる。
- 震度2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下げてある電灯などがわずかに揺れる。
- 震度3 屋内の人のほとんどが揺れを感じる。棚の食器が音をたてることがある。電線が少し揺れる。
- 震度4 眠っていても目が覚める。歩いていても揺れを感じる。不安定な物が倒れる。電線が大きく揺れる。恐怖を感じる。
- 震度5弱 家具は揺れて食器や本が落ちる。窓ガラスが割れることもある。行動に支障が出る。
震度5強 重い家具や自動販売機が倒れる。自動車の運転は困難になる。補強されていない塀や墓石が倒れる。古い家屋は倒壊することもある。 - 震度6弱 立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが割れる。ドアが開かなくなる。木造家屋でも倒壊することがある。水道管が破裂したり、地割れ、土砂崩れが起きることもある。
- 震度6強 立っていることが困難で、はわないと動けない。戸が外れて飛ぶことがある。ほとんどの家具が転倒する。かなりの家屋が倒壊する。
- 震度7 自分の意志で動けない。耐震性の高い家屋でも傾いたり破壊することがある。大きな地割れ、地滑り、土砂崩れが 発生する。ライフラインは広い範囲で停止する。
(注)震度3以上の地震が発生すると、固定電話や携帯は通話規制が始まります。震度3以上の地震で、防災機関は警戒配備を実施します。