萩市新型コロナウイルス感染症対策本部 基本的対処方針(令和3年8月31日までの方針)
令和3年8月16日
萩市新型コロナウイルス感染症対策本部 基本的対処方針
(8月31日までの方針)
新型コロナウイルス感染症は、感染力の強い変異株の影響等により、全国的な感染拡大に歯止めがかかっておらず、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置区域は、19都道府県を対象区域とし、8月31日までが期間とされています。
山口県においても、クラスターの発生等により新規感染者数が急増し、医療体制への負荷が高まっていることから、感染の再拡大を最小限に抑え、医療提供体制における大きな支障を避けるため、8月31日まで、集中的な対策を講じることとされました。
これを受けて萩市対策本部としては、市民や事業者に、県外との往来を自粛するよう強くお願いするとともに、感染拡大を予防する「新しい生活様式」の徹底や、業種ごとの感染予防ガイドライン等の実践を前提として、感染拡大防止と市民の日常生活や事業者の経済活動の維持との両立に向けた以下の取組を進めていくこととします。
1.県外との往来の自粛
〇 県外との往来は、通勤、通学、通院等やむを得ないものを除き、自粛を強くお願いすること。
〇 特に、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の対象区域との往来は、最大限の自粛をお願いすること。
〇 やむを得ず往来する場合には、移動先の自治体が発する要請等に従うとともに、感染リスクの高まる「5つの場面」を避けるなど、万全の感染防止対策を講じるようお願いすること。
〇 家族や親戚等がやむを得ず来萩される場合であっても、来萩前の体調管理に努めるとともに、不要不急の外出を控えるなど、慎重に行動するようお願いすること。
2.外出機会の半減
〇 不要不急の買い物や会合を控えるなど、外出機会をこれまでの半分程度にしてもらうこと。
例:まとめ買いや宅配の利用等による買い物回数の低減、大人数での会合や飲食、カラオケ等の自粛
※通勤、通学、通院など、日常生活上必要なものは除く。
〇 旅行は、県内外に関わらず、可能な限り延期してもらうこと。
・山口県と島根県の団体対象の「貸し切りバス助成」の停止
・観光客対象の「観光タクシー助成」及び「萩にゃん。お得にゃ観光クーポンのサービス」の停止
〇 道の駅や直売所等については、地域の買い物等生活拠点であることから、感染症対策の徹底と、県外からの来訪者には自粛をお願いし、営業を継続
〇 「ぐるめぐりクーポン」については継続とし、参加飲食店には感染症対策の徹底と、感染リスクが高まる5つの場面での飲食について特に注意を呼びかけること。
〇 8月31日までの市主催のイベント・行事は、原則として中止、延期、開催方法の変更(書面開催、Web開催等)とすること。中止、延期等が困難なものは、感染防止対策を徹底した上で、開催すること。
〇 県外からの来訪者には、市施設の利用自粛をお願いすること。
3.感染防止対策の徹底
〇 感染力が非常に強い変異株による感染を防ぐには、これまで以上に感染予防対策を徹底する必要があるため、「密閉・密集・密接」のいわゆる「3密」を避け、マスクの着用やこまめな手洗い・手指消毒、十分な換気、共用部分の消毒など、感染拡大を予防する「新しい生活様式」等を活用した基本的な感染予防対策を徹底してもらうこと。
〇 感染リスクが高まる5つの場面(「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間におよぶ飲食」、「マスクなしでの会話」、「狭い空間での共同生活」、「居場所の切り替わり(休憩室、喫煙所、更衣室等)」)に特に注意を呼びかけること。
〇 会食の際には、少人数・短時間となるようにするとともに、普段一緒にいる人以外との会食・会合等は自粛をお願いすること。
〇 発熱や咳など感染が疑われる症状が出た場合は、外出を控え、速やかに、かかりつけ医や県の受診・相談センター等に相談してもらうこと。
4.事業活動における注意
〇 県外への出張は、自粛することとし、特に、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の対象区域との往来は、最大限の自粛を要請すること。
〇 県外からの来訪を伴う会議やイベント等は、メールやオンライン配信等での代替開催をお願いすること。
〇 在宅勤務やWeb会議の活用等により、人との接触機会を低減する取組を促進するようお願いすること。
〇 感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けて、業種ごとの感染拡大予防ガイドライン等を踏まえ、事業者が提供するサービスに応じた感染予防策の徹底を要請すること。
〇 特に、休憩室、喫煙所、更衣室等居場所の切り替わりに注意し、会話時のマスク着用、手指消毒、十分な換気、共用部分のこまめな消毒などの感染防止対策を徹底
5.感染された方等への差別・偏見の防止
〇 感染された方のほか、最前線で対応される医療従事者やその家族、感染者が発生した団体に属する方、県外との往来のあった方や外国人等に対する差別や偏見、誹謗中傷と受け取られるような発言やインターネットへの書き込み等は、絶対にやめてもらうこと。
