新型コロナウイルス感染症対策に関する市長緊急メッセージ（令和5年1月9日）

新型コロナウイルス感染症対策に関する市長緊急メッセージ

（令和５年１月９日）

　新型コロナウイルス感染症については、全国的に感染が拡大しており、萩保健所管内でも、連日、多数の新規感染者が確認されています。

　こうした感染者の急増により、萩市の保健・医療体制への負荷も大幅に増加し、とりわけ、救急医療においては危機的な状況にあり、現在、萩市医師会において、市内各医療機関での調整を行っていただいております。

　市民の皆様には、現下の厳しい状況をご理解いただき、これ以上、医療体制がひっ迫しないよう、以下の取組について、ご理解とご協力をお願いします。

○救急外来及び救急車の利用は真に必要な場合に限ってください。特に、発熱や咳のみなど軽症の場合は救急車の利用は控えてください。判断に迷ったときは、萩・阿武健康ダイヤル２４にお問い合わせください。

　　　　　※萩・阿武健康ダイヤル２４（毎日２４時間対応）

　　　　　　　℡０１２０－５０６－３２２

〇発熱や咳など感染が疑われる症状が出た場合は、外出や人との接触を避け、速やかに、かかりつけ医や県の受診・相談センター等に相談してください。

　　　　　※受診・相談センター（毎日２４時間対応）

　　　　　　　℡　＃７７００ 又は ０８３－９０２－２５１０

○抗原定性検査を希望する方は、一定の有症状者を対象として、県が配布する検査キット又は薬局等で販売する医療用抗原検査キットを入手し検査を行うことで、自身の健康管理に努めてください。

〇無症状でも感染への不安を感じる方は、県の自宅送付型検査キットでの自己検査や、県が指定する薬局を活用した抗原定性検査又は　ＰＣＲ検査を受検してください。

○ワクチン接種は、感染や発症、更には感染した場合の重症化を予防することから、ワクチンの効果と副反応等のリスクを理解した上で、早めの接種のご検討をお願いします。

萩市長　　田　中　文　夫

​※同日、萩市医師会から以下のお知らせが発出されました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　令和５年１月９日

萩市民の皆様へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　萩市医師会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長　綿貫　篤志

コロナ感染拡大に伴う救急医療体制のひっ迫について

　この度、新型コロナ感染症の急拡大により、萩市内でも医療提供体制がひっ迫し、二次救急輪番病院（萩市民病院、都志見病院、萩むらた病院）だけでは、これまでの救急医療体制を維持することが大変困難な状況となっております。そのため、現在二次救急輪番病院以外の市内病院にも連携を頂き、全医療機関で協力対応してまいります。

　地域の医師、看護師をはじめとする医療従事者のマンパワー不足もあり、通常の医療体制を維持する事ができない状況が現実のものとなっております。

　場合によっては、萩市外の医療機関のお力をお借りしながら救急体制を維持しなければならない状況であることを市民の皆様にはどうかご理解くださいますようお願い申し上げます。

　皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、救急医療体制がひっ迫している現状をどうかご理解いただき、救急外来や救急車の利用は真に必要な場合に限っていただくなど、医療機関への業務負担軽減に対し、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。