未来の萩をつくる「萩まちじゅう博物館」へ！　　　　　　　　　　　　　　　　　〈条例改正から協議会設置、そして新しい取組みがはじまります〉

萩まちじゅう博物館とは？

　萩まちじゅう博物館は、毛利輝元が萩開府してからちょうど400年後にあたる平成16年に、萩博物館の開館と合わせ、萩市全域を屋根のない博物館と見立て、下記のような取り組みとしてスタートしました。

萩に暮らす人々が、萩の魅力を再発見するとともに、

かけがえのない「萩のおたから」を守り育てながら、

誇りをもって伝え、活用していこうとする取組みです。

　令和６年には、取り組みから２０年を迎え、この間に社会も萩も大きく変化したことに対応するため、市と市民の協働に向けた新たな取組みに乗り出しています。

 　　萩まちじゅう博物館構想（令和2年改訂） - 萩市ホームページ

　　萩まちじゅう博物館おたからウェブサイト - 萩市ホームページ

①　萩まちじゅう博物館条例の改正

　令和７年９月議会において萩まちじゅう博物館条例の改正が議決されました。

主な改正のポイント

• 理念として「『萩に生まれたこと、萩で暮らすことを誇りに思う』と日々実感できるような魅力あるまちづくり」を掲げました。
• 市と市民の協働の取組みによる萩のおたからの保存と活用の内容を具体的に定めました。
• 中核博物館として萩博物館と萩・明倫学舎を、市内各地の歴史的及び地理的に一定のまとまりを持つ地域を地域博物館と位置づけました。

　　　萩まちじゅう博物館条例 [PDFファイル／143KB]

　　　【新旧対照表】萩まちじゅう博物館条例 [PDFファイル／202KB]

②　萩まちじゅう博物館推進協議会を設立

　条例に定めた市と市民の協働を進めるため、令和７年11月に萩まちじゅう推進協議会を設置し、この下に具体的な取組みを進める５つの部会を置きました。　

　萩まちじゅう博物館の取組みを具体的に進めていくために、国の認定を受けた萩市文化財保存活用地域計画を萩まちじゅう博物館構想の基本計画・行動計画と位置づけました。

　協議会では、この計画に記載されている措置（事業や活動）を毎年チェックしながら、推進して参ります。​​

　　　協議会構成図 [PDFファイル／151KB]

③　未来をつくる萩まちじゅう博物館の主な取組み

　萩まちじゅう博物館構想に基づき、市民の団体・事業者・行政、さらには萩と関係する方々によって様々な取組みが行われています。

　※各取組みについては、萩市文化財保存活用計画の第７章「保存・活用に関する課題・行動目標・措置」をご覧ください

• コア（中核博物館）である萩博物館、萩・明倫学舎とサテライト（地域）の連携
• 萩おたからマップ・リスト・カルテによる萩のおたからの再発見と共有
• ワンコイントラストによる市内の民間所有の未指定文化財の修復
• 萩おたからツーリズムによる地域を巡り、地域を知る旅の提供
• 萩まちじゅう博覧会による萩の団体・事業者が提供するプログラムの一斉開催
• 子供ものしり博士検定による市内小学校５年生を対象とした萩の歴史・文化・自然の学習
• はぎびんごによる子供たちのまちの再発見の場の提供
• 萩の語り部、萩ものしり博士の会による萩の歴史文化の学習の場の提供
• 古地図を片手にまち歩きによる市内の団体によるガイドウォーク
• ・・・

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