【令和3年度】「萩市長への手紙」とその対応状況について
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【令和3年度】「萩市長への手紙」とその対応状況について
令和3年度にいただいた「萩市長への手紙」の要旨とその対応状況について、より良い市政運営を行うため、以下のとおり掲載します。
※手紙の内容については個人情報等を除き、その一部を公開させていただきます。
※市民の方からのご提言により、令和3年1月「萩市長への提言」を「萩市長への手紙」と改称いたしました。
令和3年度 「萩市長への手紙」一覧
No. | 受付年月 | 提言内容 |
---|---|---|
(1) |
令和3年4月 |
①萩市観光協会事務所が移転した際の既存施設の活用について ②井上勝生誕180年の取組について ③山陰本線、美祢線の高速化について ④旧萩駅舎の活用について |
(2) |
令和3年7月 |
①給食費の無償化について ②田町商店街の活性化について |
(3) | 令和3年7月 | 萩市指定ごみ袋の値段について |
(4) | 令和3年8月 | 出産祝金について |
(5) | 令和3年8月 | 新型コロナウイルス感染対策としての鼻うがいの呼びかけについて |
(6) | 令和3年9月 |
①がんばろう萩!市民生活応援事業について ②旧明倫小学校3・4号棟の活用について |
(7) | 令和3年9月 | 出産祝金の支給対象について |
(8) | 令和3年9月 | 萩市の豊かな自然環境を活かした観光客誘致について |
(9) | 令和3年11月 | 萩循環まぁーるバスの実証運行について |
(10) | 令和3年11月 |
①特別支援学校の児童クラブの利用料金について ②市立保育園のお昼寝( 午睡)について ③萩市の今後の子育て支援施策について |
(11) | 令和3年11月 | JR敷地内線路の草刈りについて |
(12) | 令和3年11月 | がんばろう萩!市民生活応援事業について |
(13) | 令和3年11月 | あそぼー舎の防犯カメラについて |
(14) | 令和3年12月 | 三見駅の待合室撤去について |
(15) | 令和3年12月 | 高齢者の移動支援について |
(16) | 令和4年1月 | 日本の鉄道開業150年記念行事の開催について |
(17) | 令和4年2月 | 指月公園を「観光名所」としてだけでなく「市民の公園」として、更なる活用を図ることについて |
(18) | 令和4年2月 | 北浦地区の豊かな自然をいかしたマラソン大会の開催について |
(19) | 令和4年2月 | 市役所総合案内について |
(20) | 令和4年3月 | イベント開催時の広報について |
(1)令和3年4月
①萩市観光協会事務所が移転した際の既存施設の活用について
【提言内容】
萩市観光協会の移転が検討されているとのことだが、移転された後の既存施設について、1階部分はコンビニに、2階部分は鉄道資料館にしてはどうか。
【萩市長からの回答】
貴重なご提言をいただき誠にありがとうございます。
先般行われた萩市長選で、「明倫学舎内に観光協会や萩温泉旅館協同組合などを移設して一体化した観光振興の拠点とする」ことを公約の一つに掲げており、現在、その実現に向け、取り組んでいるところです。
萩市観光協会移設に伴う既存施設(萩市観光「自然と歴史」情報センター)の利活用について、ご提案いただいた事例も含め、効果が最大限発揮できるよう、多様な視点から検討してまいります。
②井上勝生誕180年の取組について
【提言内容】
令和3年は、井上勝の生誕180年にあたる。長州ファイブであり、日本の鉄道の父である井上勝に光が当たる取組をしてはどうか。
【萩市長からの回答】
貴重なご提言をいただきありがとうございます。
長州ファイブの一人で、鉄道の父と呼ばれる「井上勝」の周年事業として、平成15年には生誕160年、平成22年には没後100年の記念事業を実施し、井上勝の功績や国登録文化財「萩駅舎」の紹介等を行いました。
令和5年の生誕180年においても、井上勝の功績の紹介等、記念事業の開催について、検討してまいります。
③山陰本線、美祢線の高速化について
【提言内容】
山陰本線、美祢線を改良し、鉄道を高速化してはどうか。
【萩市長からの回答】
貴重なご提言をいただき、また、いつも公共交通をご利用いただきありがとうございます。
山陰本線、美祢線の高速化については、路線が単線であることから、行き違い設備の新設等の設備の改良が必要なこともあり、早急な実現は困難と思われます。
しかしながら、厚狭~東萩間の直通列車の運行等、山陽方面から萩市への利便性向上に資する施策について、今後、その実現に向けて取り組んでまいります。
④旧萩駅舎の活用について
【提言内容】
旧萩駅舎の活用に力を入れてはどうか。
【萩市長からの回答】
貴重なご提言をいただき誠にありがとうございます。
萩駅舎は、大正14年に建設、平成10年に当時の姿に復元しており、駅舎内の萩市自然と歴史の展示館には、井上勝に関する資料や、通票閉そく器等、鉄道に関する資料を展示し、駅舎利用者や観光客等に紹介しています。
引き続き、観光協会、旅館協同組合、JR西日本等と連携し、萩駅舎の魅力を広く発信するとともに、駅舎を活用した魅力的なイベントの開催等、萩駅及び周辺地域が多くの観光客や市民の皆様で賑わうよう取り組んでまいりますので、今後とも、ご意見、ご協力を、宜しくお願いいたします。
(2)令和3年7月
①給食費の無償化について
【提言内容】
子育て世代の家計負担を軽くするため、医療費の助成をすることは賛成だが、市の財政状況を考慮すると給食費の無償化には反対である。
【萩市長からの回答】
貴重なご提言をいただき誠にありがとうございます。
萩市の高齢化率は4割を超える高い水準で推移し、加えて、昨年度の出生数は177人と減少傾向が続いており、少子高齢化は深刻な状況であります。これらの状況を打破していくためには、萩に住みたい 、萩で仕事をしたい、萩で子どもを育てたい、そして、萩に住んで良かったと思えるまちにしていかなければなりません。
子育て世代の親のアンケートをみると、少子化は親の経済的負担が重すぎるからと答えた方が半数をこえています。このような現状において、子供を育てる若いお母さん、お父さん方の経済的不安を軽くし、1人でも2人でも子供を増やしてほしいという願いから、子育て世帯への経済的支援の一助として、萩市の保育園、幼稚園、小学校、中学校に通う子どもたちの給食費の無償化を実施することといたしました。
現在、萩市の公立学校の給食費は、1食あたり小学生は255円、中学生は300円です。保護者は、喫食数に応じた食材費の実費を給食費として納めています。
給食費の免除や軽減措置がとられている家庭もありますが、給食費の支払いに困窮されている家庭があるのも事実でありますので、給食の無償化については、家庭の経済的な事情に左右されることなく、誰もが希望する保育や教育が笑顔でうけることができるように、萩市の子育て世帯への経済的支援を目的に実施することとしております。
子どもたちの笑顔と元気なあいさつは地域の活力につながります。地域や家庭に笑顔があふれる子育て環境を目指し、安心して子どもを産み、育てたいと思える「育ててよしのまちづくり」を推進してまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
②田町商店街の活性化について
【提言内容】
20年ほど前から田町商店街を中心とした小売店が次々と閉店している。そこで、賑わいを取り戻すべく、バスターミナルや観光案内所といった拠点を田町商店街に集約させてはどうか。
【萩市長からの回答】
貴重なご提言をいただき誠にありがとうございます。
田町商店街は廃業された店舗もあるなど、かつての様相とは変わってきていますが、それでも商店街の皆様が中心となり、立ち寄られた市民の買い物客や観光客が満足されるよう、各種おもてなしやイベントなどに取り組まれております。
市としても、これまで、商店街の賑わいづくりの一環として御成道駐車場や札場跡の整備を行うほか、現在では、空き店舗対策や後継者対策にも力を入れているところでございます。
また、3月に行われた萩市長選挙において、「萩・明倫学舎内に観光協会や萩温泉旅館協同組合などを移設することによる一体化した観光振興」を公約の一つに掲げ、萩市長に当選いたしました。
今後の観光振興を図るうえで、観光関係団体の事務所を集約しスタッフ間の意思疎通がダイレクトに図れることは有益であり、萩・明倫学舎の観光の起点としての機能強化を図るため、観光関連団体の事務所移転及び集約について協議を開始したところであります。
萩・明倫学舎には、世界遺産ビジターセンター、ジオパークビジターセンター、幕末ミュージアムのほか、地元の旬の味覚が味わえるレストランや萩の特産品を販売するお土産ショップなどがあり、萩観光に出発するための情報収集ができ、萩ならではの地域資源が楽しめる空間となっております。
この萩・明倫学舎を起点とし、田町商店街や城下町、世界遺産やジオパークなど、市内各地に点在する地域資源を結び付け、周遊していただく仕組みづくりを推進してまいります。
引き続き、田町商店街、観光協会をはじめとする観光関連団体等と連携し、萩・明倫学舎を起点とする観光地づくりとあわせ、田町商店街及び周辺地区の賑わいの創出に取り組んでまいりますので、今後とも、ご意見、ご協力を、宜しくお願いいたします。
(3)令和3年7月 萩市指定ごみ袋の値段について
【提言内容】
萩市と長門市は同じごみ焼却場を使用しているが、燃えるごみ袋は萩市の方が高い。県内他市と比べても高いのは、なぜなのか。ごみの野焼きをする市民がいるのも、ごみ袋が高いせいではないか。
【萩市長からの回答】
この度は、指定ごみ袋について貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
「萩市の指定ごみ袋が他の自治体と比べて高い。」とのご意見でございましたが、確かに、萩市の指定ごみ袋の単価(50円/枚)は、県内においても高い部類に入ります。
ただし、萩市は県内で唯一、全世帯へ指定ごみ袋の無料配布を毎年実施しており、出されるごみの量が無料配布の数を超えた場合にのみ、指定ごみ袋を追加購入いただく「超過有料方式」となっています。これは、市民のみなさまのごみの減量化意識、リサイクル意識及びコスト意識の向上を図ろうとするものでございます。
令和元年度を参考に近隣市の指定ごみ袋の負担金額と購入枚数を確認したところ、萩市は、1世帯あたり年間平均2,264円83.56枚(無料配布の枚数を含みます)、長門市は平均2,192円111.37枚、美祢市は平均2,690円134.85枚、下関市は平均2,900円120.30枚でした。
このように、萩市は近隣市と比較しても、負担金額において同程度または少なく、購入枚数においても少なくなっており、ごみの排出量が少ないことが分かります。
萩市といたしましては、これは無料配布の効果であるとともに、市民の皆さまのごみ減量化、リサイクル意識及びコスト意識向上の賜物と大変感謝しております。
今後も、引き続きこの取り組みを推進してまいります。
なお、萩市指定ごみ袋の購入代金は、“ごみ袋”そのものの商品代金ではなく、ごみ処理に要する経費をごみ処理手数料としてご負担いただいているものです。現行の手数料額は、ごみ処理費用の住民負担の在り方についての市民の皆さんの議論・ご意見を踏まえた上で、平成19年、条例の改正により定められたもので、現在のところ、変更は考えておりません。
最後に、ごみの野焼きについては、廃棄物処理法で禁止されています。通報があった場合は、現地に向かいますので、見かけられた場合は環境衛生課(25-3146)までご連絡をお願いいたします。
(4)令和3年8月 出産祝金について
【提言内容】
子育て支援の出産祝金(10万円)が高すぎるのではないか。また、出生数には具体的な目標があるのか。
【萩市長からの回答】
この度は、貴重なご提言をいただき、ありがとうございました。
この出産祝金につきましては、次世代を担う子どもの誕生を祝福するとともに、チャイルドシートやベビーカーなどの育児に必要な備品や新生児のおむつ購入に限定せず、それぞれの家庭で必要となる育児用品に
対応できるよう幅広い経済的支援を図るために、令和3年4月1日以降に出生する子育て世帯に対し、10万円相当の市内共通商品券を給付し、子育てにやさしい魅力あるまちづくりを推進するものとして位置付けた事業となります。
これまでも育児に必要な備品やおむつ購入に対して、お子様お一人最大で5万円程度の助成をしてまいりましたが、「子育てに係る経済的負担が大きい。」や「他の育児用品やミルクなどにも補助があるとよい。」などの声が多いことから、1 0万円相当の市内共通商品券に拡充したところです。
今後、事業の継続を検討するにあたっては、事業効果を検証するとともに、市民のご意見をお聞きし、より効果の高いものとなるよう努めてまいります。
萩市におきましては、出生数の減少に伴う少子化の進行や人口減少問題を課題として、平成30年に策定した萩市基本ビジョンにおいて、2027年度に「社会増減をゼロ、出生数を300人以上」とすることを目標とし、様々な子育て支援策を展開しております。
引き続き、この大きな課題解決に向けて、今回いただいたご意見のように、市民の皆様方の声をしっかり聴きながら、誰もが安心して子どもを産み育てやすいまちづくりを目指してまいりますので、ご理解ご協力
をよろしくお願いいたします。
(5)令和3年8月 新型コロナウイルス感染対策としての鼻うがいの呼びかけについて
【提言内容】
新型コロナウイルス感染症対策として、「うがい」が推奨されているが、「鼻うがい」も有効ではないかと考える。そこで、「鼻うがい」を市民に呼びかけてはどうか。
【萩市長からの回答】
この度は、新型コロナウイルス感染症対策としての鼻うがいの呼びかけについて、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
ご提案の鼻うがいにつきましては、県にも問い合わせてみましたが、現時点におきましては、国から新型コロナウイルス感染症への予防効果等に係る通知等がなく、確証が得られませんので、市として呼びかけや推奨することは難しいものと考えております。
萩市では、市民の皆様への新型コロナウイルス感染防止対策として、「密閉・密集・密接」のいわゆる「3密」を避け、マスクの着用やまめな手洗い・手指消毒、十分な換気、共用部分の消毒など、感染拡大を予防する「新しい生活様式」等を活用した基本的な感染予防対策の徹底を周知し、実践していただいております。
感染力が非常に強い変異株による感染を防ぐには、これまで以上に感染予防対策を徹底する必要があるため、今後とも、新型コロナウイルスに関する正しい情報や感染予防対策など、適切な情報発信に努めてまいります。
(6)令和3年9月
①がんばろう萩!市民生活応援事業について
【提言内容】
市民一人あたり1万円相当の萩市内共通商品券を支給すると聞いたが、その財源を本当に必要なところに使ってほしい。
【萩市長からの回答】
この度は、がんばろう萩!市民生活応援事業について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、全ての市民の皆様がマスクの着用をはじめ、外出の自粛やイベント中止等による様々な行動制限など我慢や負担を強いられ、市民の日常生活や事業者の経済活動に多大な支障をきたしております。
本事業は、こうした状況において、市民の皆様に「少しでも前向きなお気持ちになっていただくようお見舞いする」とともに、「日常生活に少しでも役立てていただくよう支援する」という市民生活支援を第一義に、市民一人あたり1万円相当の萩市内共通商品券を支給するものであります。
併せて、本事業は、外出自粛等により低迷した市内の消費活動を喚起するきっかけとなり、売上が減少した市内事業者への支援につながり、市内経済の活性化を図ることができると考えております。
萩市では、これまでにも、コロナ禍における感染防止対策とともに、市民の皆様に対しては、離職を余儀なくされた方や低所得者、学生、子育て世帯等を応援する事業などを、また、事業者の皆様に対しては、厳しい経営状況にある中小企業や一次産業事業者等の経済活動及び事業継続を支援する事業などを実施し、現下の難局を乗り越えるために必要な対策を講じているところでございます。
ご指摘いただきました「必要なところ」への支援となるよう、引き続き、コロナ禍で苦しむ市民の皆様に寄り添い、徹底した感染症拡大防止と社会経済活動の回復に取り組んでまいります。
本事業は、市民の皆様とともにコロナ禍を乗り超え、明るく元気なまちづくりの一助になるものと信じております。
どうか、本事業へのご理解をいただき、商品券がお手元に届きました際には、市内の事業者、とりわけ売上の減少など大きな影響を受けている小規模事業者店舗の支援につながるご利用について、ご検討いただきますようお願いいたします。
②旧明倫小学校3・4号棟の活用について
【提言内容】
様々な行事で使用されたり、事業者等が入居することを目的に旧明倫小学校3・4号棟を整備しているようだが、以前のように小学生が勉強する校舎として活用してはどうか。
【萩市長からの回答】
この度は、旧明倫小学校3・4号棟の活用について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
すでに新たな学び舎で明倫小学校の児童は学んでおり、旧校舎をご提案のように明倫小学校の校舎として活用することはできませんが、市では、かつて3部、4部の校舎であった建物も、本館や2部の校舎と同様に、文化財として末永く保存し後世に伝えていくこととしています。
そして、保存するとともに、教育の現場であったことを踏まえ、萩の進取の精神を継承していくためにもしっかりと活用していきたいと考えております。
このため、これら旧3部、4部の建物は、新たな産業や雇用機会の創出、また、地域を担う人材育成、市内外の交流によって賑わいを創出する拠点として整備を進めているところです。旧4部の校舎に関しては、市外から萩に誘致いたしましたIT産業の企業や、こども食堂・学習支援などを行おうとするNPO法人などの入居を今般決定した次第です。
旧3部の校舎に関しましても、市民の皆さんの創作発表の場となる市民ギャラリーなどを今後開設することとしております。
市といたしましては、こうした活用を通じて、旧萩藩校明倫館の敷地にあって、明治維新胎動の地である萩の教育や気風を今に伝える4棟の木造校舎を、先人の研鑽や足跡に思いをはせることのできる施設として後世に継承することとしておりますので、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
文化財施設でもあるこれらの旧校舎を後世に引き継ぐためには、なによりも市民各位のご理解やご協力が大切となりますので、整備工事を終えました後は、旧校舎に足をお運びいただき、ご利用いただければ幸甚です。
このたびは、ご提言いただきありがとうございました。
(7)令和3年9月 出産祝金の支給対象について
【提言内容】
萩市による子育て世帯への支援は、とても助かっている。現在、来年度からの出産祝金の拡充に向けた検討がなされていると聞いた。そこで、出産祝金の支給対象について、令和3年度に産まれた子どもも対象にしてもらえないか。
【萩市長からの回答】
この度は、出産祝金の拡充についてご意見をいただき誠にありがとうございます。
この出産祝金につきましては、次世代を担う子どもの誕生を祝福するとともに、チャイルドシートやベビーカーなどの育児に必要な備品や新生児のおむつ購入に限定せず、それぞれの家庭で必要となる育児用品に対応できるよう幅広い経済的支援を図ることを目的とした制度です。
具体的には、令和3年4月1日以降に出産する子育て世帯に対し、10万円相当の市内共通商品券を給付し、子育てにやさしい魅力あるまちづくりを推進するために始めた事業です。萩市におきましては、出生数の減少に伴う少子化の進行や人口減少問題が最重要課題となっており、子育て世帯のみなさんが、希望する子どもの数を持つことができるように、子育てや教育にかかる経済的負担の軽減を図る施策に積極的に取り組みたいと考えております。
その一つとして、この度、お尋ねのありました出産祝金の拡充につきまして、現在、支給金額や支給方法、要件など色々な角度から研究をしているところです。
引き続き、この大きな課題解決に向けて、今回いただいたご意見のように、市民の皆様方の声をしっかり聴きながら、誰もが安心して子どもを産み、育てたいと思える「育てて良しのまちづくり」を目指してまいりますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
(8)令和3年9月 萩の豊かな自然を活用した観光PRについて
【提言内容】
萩市は、水と空気と豊かな自然環境に恵まれたまさに田舎暮らしを満喫できる絶好の場所である。四季折々の豊かな自然風景をもっと観光客にPRしてはどうか。
【萩市長からの回答】
この度は、萩の豊かな自然を活用した観光PRについて、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
萩市では、歴史や文化に加え、ジオパークや花と緑による自然、豊かな食などの萩ならではの観光資源を活用した滞在型観光を推進しております。
豊かな自然を活用した取組として、笠山や須佐ホルンフェルスなど美しい自然景観を楽しむジオツアー、四季折々の花の見どころを巡る観光周遊バスを運行するなど、観光誘客や周遊促進に努めております。
また、コロナ禍においては、アウトドア志向が高まり、萩市においても花と緑や美しい自然景観に触れる機会の多いキャンプ場をご利用される観光客が増加しております。
ご提言のように、四季折々の美しい自然景観を市内外に情報発信し、今まで以上に、自然を活用した観光誘客に取り組んでまいりますので、今後とも、ご意見、ご協力をよろしくお願いいたします。
(9)令和3年11月 萩循環まぁーるバスの実証運行について
【提言内容】
まぁ~るバスの実証運行ルートに乗車させてもらった。今までの乗車時間より長くなったが、まぁ~るバスには助かっており、いつも感謝している。
【萩市長からの回答】
この度は、萩循環まぁーるバスの実証運行について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
まぁーるバスの運行ルートにつきましては、これまで、様々なご意見をいただいておりましたので、現在のご利用の状況を踏まえながら、利便性が向上するよう、関係機関と協議の上、運行ルートの見直し案を作成し、この度の実証運行を行っているところです。
いただきましたご意見のとおり、実証運行のルートは、現状の運行時間より長くなりますが、これは、交通空白地帯の解消や、利用者の乗車時間の短縮を図るため、これまでの1周1時間での運行から、市役所を起点に8の字運行にしたこと、また、観光利用に配慮し、萩反射炉までへのルートを加えたことによるものです。
そして、これらの見直し内容により、運転手の方の1乗車の運転時間は、現状より長くなりますが、休憩等の時間も踏まえて、防長交通株式会社と協議・調整の上で、今回の実証運行を行っております。
この11月につきましては、西回りの実証運行を実施しておりますが、12月は東回りの実証運行を実施致します。多くの方にご利用いただき、ご意見を頂戴し、来年度の本格運行に向けて、検証を行っていきますので、今後とも、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(10)令和3年11月
①特別支援学校の児童クラブの利用料金について
【提言内容】
特別支援学校の児童クラブの利用料金について、引下げしてほしい。
【萩市長からの回答】
この度は、特別支援学校の児童クラブの利用料金について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
市内には小学生以下の児童を対象とした事業所が少ないため、新規事業所の開設について障がい福祉事業者と協議しております。現時点で開設時期は決まっておりませんが、準備を進めておられます。
しかしながら、新たに事業所が開設された場合でも、利用者が多いことや開所時間が短いことから、放課後等デイサービスのみで対応することは難しいと考えられ、総合支援学校内の児童クラブのご利用も必要になると考えています。
このようなことから、サービスを併用せざるを得ない子育て世帯の方々に対する支援につきましては、引き続き検討してまいります。
②市立保育園のお昼寝( 午睡)について
【提言内容】
市立保育園で、年少児になっても希望する子どもには昼寝をさせてほしい。
【萩市長からの回答】
市立保育園のお昼寝(午睡)について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
市立保育園での午睡につきましては、3 歳未満児が1 年中、3歳以上児が夏季のみ行っています。
年少児からは体力がついてくることや就学に向けての準備を行う時間が必要であることから、年間を通しての午睡は実施していません。
しかしながら、お子様によって体力に差があることは把握しておりますので、一人ひとりの状況や活動内容によって横にさせたりしているところです。したがいまして、午睡を希望される場合は、保育園に申し出ていただきますようお願いします。
今後も、お子様の日々の状況をよく観察しながら対応をさせていただきます。
③萩市の今後の子育て支援施策について
【提言内容】
出生率を上げるため、市長が考えるビジョンについて教えてほしい。
【萩市長からの回答】
出生率を上げるための、今後のビジョンについて、お尋ねをいただき誠にありがとうございます。
萩市は、目指すまちづくりの姿として、「明るく元気な萩市」を掲げており、その基本政策のひとつに、「育てて良しのまちづくり」がございます。
萩市の未来を担うのは子どもたちであり、子は宝であります。安心して子どもを産み、育てたいと思えるまちづくりを実現し、地域や家庭に笑顔があふれるよう、子育て環境の充実を図ります。
具体的には、子育てに必要な経済的負担の軽減、子育てと仕事の両立の支援、子どもたちの安全な居場所づくり、保護者の交流の場づくりなどに取り組むこととしています。そのような取組を通じて、萩市で子育てをしたいという方の増加と出生率の向上が実現すると考えています。
今後もご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
(11)令和3年11月 JR敷地内線路の草刈りについて
【提言内容】
市議会の一般質問でも取り上げられていたが、JR萩駅線路沿いの敷地の草が伸びているので、草刈り等を適切に行うべきではないか。
【萩市長からの回答】
この度は、JR敷地内線路の草刈りについて、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
JRでは、鉄道運行の安全対策として、鉄道施設の維持管理を行う中で、列車の運行上、支障となる箇所や見通しの悪い踏切等での除草や伐採作業を優先的に行っているとのことです。
しかしながら、近年は、多発する災害の対応業務の増加や、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい経営状況の中、従来の維持管理に必要な人員の確保ができない状況にもあるとのことです。
いただきましたご意見のとおり、先般の萩市議会9月定例会でもJR敷地内線路の草刈りについて、ご質問をいただいております。
その際に答弁させていただいたとおり、線路の草刈り等、JR敷地内の維持管理は、本来、JRが鉄道利用者の安全確保や鉄道沿線の住居等へ支障のないように行うべきものです。萩市といたしましては、JRに対して、計画的な維持管理を要望してまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。
(12)令和3年11月 がんばろう萩!市民生活応援事業について
【提言内容】
商品券が届き、本当に感謝している。私自身の心が満たされたので、その分誰かによくしてあげたいと思う。また、一刻も早くと届けていただいた郵便局員さんにも感謝申し上げる。
【萩市長からの回答】
この度は、がんばろう萩!市民応援事業について、お礼のお手紙をいただき誠にありがとうございます。
本事業に対してご理解いただき、心から喜ばれているご様子がお手紙から拝見でき、市といたしましても大変嬉しく思っております。
本事業につきましては、市民の皆様の税金が使われていることはご承知のとおりです。このことについては、様々なご意見はございますが、本事業はコロナ禍において「市民の皆様に少しでも元気に、前向きなお気持ちになっていただきたい」という思いから行ったものです。
お手紙の中で紹介された、本事業により心が満たされ更なる活力を持って日々の活動を行っておられること、その結果、多くの方に喜ばれたというエピソードは、市といたしましても本事業を行って良かったという思いを強く感じることができました。
また、この度いただいた郵便局への温かい慰労の言葉は、市民の皆様からの感謝の言葉として市から郵便局へお伝えさせていただきます。
市民の皆様に、元気に前向きな気持ちになっていただくことが、コロナ禍を乗り越え、明るく元気なまちづくりにつながると考えております。
今後も住んでよしのまちづくり、訪れて良しのまちづくりを目指し、市政運営に取り組んでまいりますので、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(13)令和3年11月 あそぼー舎の防犯カメラについて
【提言内容】
あそぼー舎に施設内外から使用できる綺麗なトイレがあり、バス利用者など観光客も使用できてとても便利で良いと思うが、トイレ前の廊下部分に防犯カメラが無いので、少々不用心と感じた。防犯カメラを設置し、それを明示すれば防犯効果が高まるのではないか。
【萩市長からの回答】
平素より萩市政に対しましてご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、頂戴しましたご意見について、下記のとおり回答させていただきます。
利用者の安全につきましては、常時2 名の職員を配置し安全確保を行っているところではありますが、ご指摘いただきましたとおりトイレの使用に関しましては、観光客の方も利用できるよう出入り口を常に開放しており、また、防犯カメラの設置もないため不安を感じられることもあるかもしれません。
ご指摘いただきました不安を解消するため、あそぼー舎の利用者には注意を促すと共に、職員にも見守りを強化するよう指導を行ってまいります。
なお、ご提案頂きました防犯カメラの設置におきましては、プライバシー保護の観点から設置をいたしませんが、利用される方の安全が保たれるよう、施設の運営について引き続き検討してまいります。
今後もご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
(14)令和3年12月 三見駅の待合室撤去について
【提言内容】
三見駅のプラットホームの待合室がJR西日本により撤去された。これにより利用者である住民は、寒さに耐え、風雨にさらされている。利用者は高齢者も多いので、このような状況を市の方で改善できないか。
【萩市長からの回答】
この度は、三見の駅の待合室撤去による利用者不利益について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
ご承知のとおり、三見駅のプラットホームの待合室は、11月にJR西日本が当該施設の老朽化により撤去されました。撤去後の対応についてですが、JR西日本では、代替施設を整備する計画はないとのことでしたので、市において、代替施設の待合室を整備することとしました。
市としましては、既存待合室が撤去された後、早々に代替施設の待合室を整備するよう考えておりましたが、JRから、線路の近接箇所でJR以外の者が施設を整備するため、列車の運行に支障がないよう、待合室と線路の間にフェンスを設置するよう指示されました。
このため、現在、市において、フェンス設置の準備を進めており、フェンス設置後、待合室の整備に取り掛かり、本年度中に整備完了を予定しております。
このような状況で、三見地区のJR利用者の皆様方には、大変ご不便をお掛けしておりますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(15)令和3年12月 高齢者の移動支援について
【提言内容】
高齢者である父が萩市で一人暮らしをしている。運転免許証を自主返納した後の移動手段について、まぁーるバスは、時間・ルートが父には合わないようである。オンデマンドタクシーが低料金で運行されている自治体もあるので、萩市においても同様の事業が実施できないだろうか。
【萩市長からの回答】
この度は、高齢者の移動支援について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
萩市では、高齢化、過疎化が進行する中、車の運転が困難な高齢者等の交通弱者に対する移動手段の確保が喫緊の課題となっています。
これに対応するため、70歳以上の高齢者を対象として、市内発着の路線バス運賃を一乗車当たり100円とする「高齢者移動支援助成事業(HAGICA)」を令和2年4月に開始し多くの高齢者等に利用をいただいています。
また、近年多発している高齢者による自動車交通事故を踏まえ、バスカード(HAGICA)による路線バス利用と運転免許証の返納促進を図っています。
また、萩市内にお住まいの概ね65歳以上の方で、日常生活に支障があるひとり暮らしの方に対しては、日常品等の買い物代行、調理、洗濯、掃除、ゴミ出しなどを支援する生活支援ホームヘルプサービスも実施しています。
現在、旧萩市内を運行している「萩循環まぁーるバス」の利便性の向上を図るため、ルートの見直しを検討しており、年末には平安古から堀内方面への新しい道路などの新ルート案による実証運行を行ったところです。
この実証運行の結果やこれまでの要望も参考にしながら、令和4年夏を目処に新しいルートでの運行を行う予定となっています。
ご提案のあった、オンデマンドタクシーについては、他の公共交通の手段のない旧町村部では、デマンド方式による地域内バスを運行しておりますが、旧萩市内では民間タクシー会社等が営業運行していることから、現状では困難であります。
しかし、高齢者の移動手段の確保は課題であることから、高齢者のアンケートも含めて、どのような移動手段の支援が萩市に良いか、他市の事例も参考に、公共交通担当部署と連携を取りながら検討してまいります。
(16)令和4年1月 日本の鉄道開業150年記念行事の開催について
【提言内容】
1872年に、日本初の鉄道(新橋~横浜間)が開通して、今年で150年の節目を迎える。開通に命を懸けたのが、萩市出身の「日本の鉄道の父」井上勝であり、これを記念した行事をしてはどうか。
【萩市長からの回答】
平素より萩市政に対しましてご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
また、この度は、鉄道開業150年記念事業の開催などについて、ご提案をいただき誠にありがとうございます。
萩市では、歴史やまちなみ、四季折々の花や自然、豊富な食材など、萩ならではの観光資源を活用した滞在型観光を推進しております。あわせて、各種周年事業を設定するなど、行政、観光事業者、地域が一体となり、切れ目のない観光キャンペーンを展開しております。
令和4年は、萩・明倫学舎開館5周年、新橋~横浜間鉄道開通150年の節目の年であり、これらに関連する各種周年事業を展開することとしております。ご提案いただいた鉄道開通150年記念事業については、昨年発掘された日本最古の鉄道遺構「高輪築堤」や鉄道の父と呼ばれる「井上勝」の功績を顕彰することなどを考えております。今後、観光協会やJR等と連携しながら、周年事業の実施時期や内容等について検討を進めてまいります。
これまでも、歴史や文化財の周年を意識した観光施策に取り組んでまいりましたが、引き続き、周年事業を意識した観光施策に取り組んでまいりますので、今後とも、ご意見、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
(17)令和4年2月 指月公園を「観光名所」としてだけでなく「市民の公園」として、更なる活用を図ることについて
【提言内容】
先日、指月公園内にある指月山に登り、その原生林と頂上からの眺望の良さに驚いた。このことを市内に住む知人に話したところ、「指月公園は入場料がかかるので、あまり利用しない」という答えが返ってきた。そこで、入場料を廃止すれば、市民も気軽に利用でき、公園内を散歩することにより健康増進にもつながるのではないか。
【萩市長からの回答】
この度は、指月公園の活用について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
指月公園は、毛利輝元が築いた萩城の石垣と堀の一部が今も当時の面影を残し、萩城跡は国の史跡に、指月山は国の天然記念物に、それぞれ指定されています。また、およそ600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所でもあり、市民の憩いの場としても親しまれています。このたび、「入場料を廃止し、市民の誰もが気軽に散歩できるように」とのご提案をいただきました。指月公園は、萩市に住所を有する方は無料で入園できることとしており、観光客のみならず、市民の皆さまにもご利用いただいておりますが、今後、より多くの方にお越しいただけるよう、ホームページ等での情報発信に努めてまいります。
さて、お手紙をいただき、先日、私自身も自分の足で指月山に登ってまいりました。本市では、数年前に山頂の一部の樹木を伐採しており、お寄せいただいた感想のとおり、日本海に抱かれた萩城下町のすばらしい景観を楽しむことができます。あわせて、指月公園周辺には、8か国・24名の彫刻家によって制作されたモニュメント等が並び、春には桜やツツジの花が美しく咲く「石彫公園」、「快水浴場百選」にも指定され白砂青松の景観が美しい「菊ヶ浜」などの観光資源が集まっており、市民の皆さまのウォーキングコースとしても活用いただけます。
保健推進員や食生活改善推進員などから構成される「萩市健康づくり応援隊」では、旧町村部を含む9つのエリアにおいて、約40分から約3時間程度で散策できるウォーキングコースを紹介する「萩悠遊ウォーキングマップ」を発行し、市民の皆さまに、町歩きを楽しみながら健康づくりに取り組んでいただいています。このように、市内の観光資源について、観光地としての活用にとどまらず、市民の皆さまの健康増進にもつながる取り組みについて、引き続き検討していきたいと考えております。
ご提言者様におかれましても、より一層の健康維持に努めていただきますとともに、市政運営にかかるご提案がありましたらぜひお聞かせいただきたく、今後とも、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
(18)令和4年2月 北浦地区の豊かな自然をいかしたマラソン大会の開催について
【提言内容】
萩市から長門市にかけて、海岸線の美しい眺望と自然豊かな田園風景が広がっている。そこで、長門市と協力して、自然をいかしたマラソン大会を開催してはどうか。
【萩市長からの回答】
この度は、「マラソン大会」について、貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。
ご提案のとおり、萩市は歴史文化及び自然をテーマとした観光政策を進めていく必要があると考えています。
観光需要には季節的な変動があり、冬の閑散期の政策として、毎年12月に「維新の里 城下町マラソン」を開催し、今年で2 2 回大会を迎えることができました。
萩市では、毎年1 2 月に「維新の里 萩城下町マラソン」を開催しており、歴史的建物や幕末維新志士たちゆかりの場所など、まるで歴史博物館のコースを走っているかのような体験ができると、ランナーの皆さまから大変好評を頂いております。
自ら歩かれ、ご提案をしていただきましたマラソンコースにつきましても、海岸線の美しい眺望や自然など大変魅力のあるコースと考えます。
今後、「維新の里 萩城下町マラソン」のコース変更や大会規模拡大等の検討の際には参考にさせていただきたいと思います。
萩市といたしましては、引き続き「維新の里 萩城下町マラソン」を工夫を凝らしながら、盛り上げていきたいと考えておりますので、どうぞご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
(19)令和4年2月 市役所総合案内について
【提言内容】
昼頃に、市役所に行ったが、総合案内に誰もいないので、自分の行きたい場所が分からずに苦労した。総合案内には、常に誰かがいるようにしてほしい。
【萩市長からの回答】
この度は、総合案内について、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
お手紙にてご指摘をいただいたお昼(12:00から13:00の間)に総合案内を訪ねられた際のことですが、担当者が不在のため、ご案内ができず大変ご迷惑をおかけしました。心よりおわび申し上げます。
ご指摘をいただいて以降は、お昼休みの時間帯も市民総合窓口のフロアマネージャーが、兼ねて総合案内を担当するよう改善しました。
なお、住民異動の多い3月から4月にかけての繁忙期等は、お客様も多いため、ご案内にお時間をいただくこともあるかもしれませんが、ご用件はご遠慮なく職員に、お申しつけください。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
(20)令和4年3月 イベント開催時の広報について
【提言内容】
渡辺高蔵旧宅にて萩人形展が行われていたが、
(1)広報の仕方が不十分ではないか。
(2)イベント開催中にもかかわらず、施設の入り口前に案内等がなく、萩人形に関する説明書もなかった。
観光都市である萩市にとって、もっとよりよい広報、PRの仕方があるのではないか。
【萩市長からの回答】
この度は、渡辺高蔵旧宅でのイベントにおけます、広報と案内に関しまして、ご意見をいただき誠にありがとうございます。
ご意見をいただきました件につきまして、下記のとおり経緯と対応をご報告いたします。
(1)「広報が出来ていなかったこと」につきまして
渡辺蒿蔵旧宅での「萩人形展」は、同旧宅で開催された「萩人形教室」受講者の作品を主に展示しております。同教室は4月から開講されておりますが、作品の完成が3月となることから、3月12日から展示を行うこととしました。そのため、広報はぎでのお知らせが3月号になったものです。
しかしながら、伊藤博文別邸で同様の展示が計画されているのであれば、開催時期や広報のあり方などについて、より効果的な手法を検討すべきでした。
(2)「施設建物の玄関前に、その案内がなかったこと」につきまして
ご指摘のとおり看板などの不備があり、イベントが開催されていることや、「萩人形」がどういったものか説明不足でありましたことから、看板や表示につきましては、遅ればせながら入口等に設置いたしました。また、室内には簡単な紹介にはなりますが、チラシを配置させていただきました。
お考えのとおり、「萩人形」は、萩の自然、文化、歴史をテーマに生まれた日本人形で、萩の伝統文化にもなっていくものであると思います。このような観光資源について、その魅力を多くの方に知っていただくためにも、もっと効果的な広報やPR方法を検討し、また今回のような不備が無いよう努めてまいります。
今後とも、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。