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令和4年12月定例会 市長報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年5月9日更新

1.新型コロナウイルス感染症感染拡大防止について

〇 全国旅行支援の開始や、海外からの入国者数の上限を撤廃する水際対策の緩和に伴い、10月以降、市内におきましても多くの観光客とともに、外国人の方が観光される姿を見かけるようになりました。また、萩市とゆかりのある海外からのお客様の訪問もあり、国際的な人の往来が戻りつつあることを実感しております。

〇 この秋は、市内各地域において、関係者の皆様のご尽力により、ふるさとまつりをはじめとする多くの催しが行われました。
市内外から多くの人を迎え賑わう会場で、参加されている方々の笑顔を拝見し、人と人が直接顔を合わせ、ふれ合うことの大切さを改めて実感するとともに、市内に活気が戻ってきたことをとてもうれしく思いました。

〇 一方で、全国的に、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増加しており、第8波が始まったとの指摘もされております。
山口県においても、10月下旬以降、新規感染者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続くなど、再び増加傾向にあります。
今後、年末年始を控え、活発な人の動きが続くことが予想されるとともに、気温が低下する冬場を迎えることから、更なる感染拡大や、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されます。
このため、市民や事業者の皆様には、3密を避け、「十分な換気」、「こまめな手洗いと手指消毒」、「会話時のマスクの着用」、「共用部分の消毒」など、基本的な感染予防対策を徹底していただきますようお願い申し上げます。
また、発熱や咳など、少しでも感染を疑う症状が出た場合には、外出や人との接触を避け、速やかに、かかりつけ医や、受診・相談センター等に相談していただきますようお願いいたします。

〇 現在、接種を進めておりますオミクロン株対応ワクチンは、感染症の重症化予防はもとより、感染予防に加え、発症予防にも高い効果が期待されています。ワクチンの効果及び副反応等のリスクをご理解の上、接種のご検討をお願いいたします。
特に、接種率が低い若年層の皆様には、冬の感染拡大期に備え、ご自身のみならず、ご家族や友人など大切な人を守るため、早期の接種を検討していただきますようお願いいたします。

2.日本ジオパーク再認定に向けた現地調査について

○ 萩ジオパークが平成30年9月に日本ジオパークに加盟認定され4年が経過したことから、日本ジオパーク委員会による再認定審査の現地調査が、10月13日から14日にかけて萩ジオパークエリア内の萩市、阿武町、山口市阿東地域で行われました。

○ 再認定審査は、地質遺産の保全、活用の仕組みと取組、認定後のジオパーク活動の進展などを確認し、日本ジオパークの質の向上を図るために行われるものです。
今回の現地調査では、日本ジオパーク委員会の2人の調査員が事前に提出した書類を基に、現地における活動の進捗状況を確認されました。笠山や萩城下町、弥富などで、ジオパーク活動に関わる地域の方々により、認定から4年間の取組の状況が紹介されました。

○ この現地調査の結果を踏まえ、12月中旬に開催される日本ジオパーク委員会で再認定の可否が決定される予定となっております。これまでの活動が評価され、必ずやうれしい知らせが届くものと信じているところであります。
引き続き、萩ジオパーク活動の推進に全力で取り組んでまいりますので、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。