令和7年6月定例会 市長所信表明
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年5月28日更新
はじめに
令和7年6月萩市議会定例会の開会に当たり、市政運営に係る所信の一端を申し上げます。
「百万一心」
毛利元就公から受け継がれ、力を合わせることの大切さを説かれた言葉であります。
私も、市民の皆様、市議会議員の皆様、そして市の職員と、心を一つに事に当たれば、何事も成し得ると信じております。
市民の福祉増進、市政発展に向けた議論を交わし、萩市の明るい未来を切り拓く決意であります。
「百万一心」
毛利元就公から受け継がれ、力を合わせることの大切さを説かれた言葉であります。
私も、市民の皆様、市議会議員の皆様、そして市の職員と、心を一つに事に当たれば、何事も成し得ると信じております。
市民の福祉増進、市政発展に向けた議論を交わし、萩市の明るい未来を切り拓く決意であります。
明るく元気で笑顔のある萩
激動する時代にあっても市民の皆様の暮らしを守ること、未来の萩の姿を見定め、萩を着々と前進させることが、市民の皆様から負託をいただきました私の責務であります。
30年間の政治経験をいかし、「現場第一主義」を基本に、市民の皆様との対話を重ね、「有言実行」の姿勢で、「明るく元気で笑顔のある萩」を目指し、「5つの良し」の基本政策を進めてまいります。
30年間の政治経験をいかし、「現場第一主義」を基本に、市民の皆様との対話を重ね、「有言実行」の姿勢で、「明るく元気で笑顔のある萩」を目指し、「5つの良し」の基本政策を進めてまいります。
「住んで良し」のまちづくり
市民の皆様の安心で豊かな暮らしを支える社会基盤の整備や、医療、福祉などの生活サービスの充実を図り、子どもからお年寄りまで「住んで良かった」、「住みたい」と思っていただける萩を目指して、まちづくりを進めてまいります。
(高規格道路ネットワークの整備促進)
一刻を争う山陽側への救急搬送や、災害時の物流と復旧・復興活動を支える高規格道路ネットワークは、まさに命をつなぐ社会基盤であります。
安心な暮らしと産業振興を支える東西の山陰道、南北の小郡萩道路の早期整備とミッシングリンクの解消を、沿線自治体等の皆様と力を合わせ、強力に促進してまいります。
安心な暮らしと産業振興を支える東西の山陰道、南北の小郡萩道路の早期整備とミッシングリンクの解消を、沿線自治体等の皆様と力を合わせ、強力に促進してまいります。
(健康寿命山口県ナンバーワンを目指して)
萩市民の健康寿命は、この10年間で2歳以上延伸いたしました。
これからも市民の皆様が健康で元気に、ご活躍いただけるよう、保健推進員や食生活改善推進員、健康づくり応援隊などの皆様とともに、食生活の改善、健康体操の普及、ウォーキングの促進などによる健康づくりに取り組んでまいります。
また、病気を早期に発見し、早期治療につなげるため、萩市医師会との連携により健診の受診率向上を図るとともに、介護予防を推進し「健康寿命山口県ナンバーワン」を目指してまいります。
更に、萩市は心疾患・脳血管疾患の罹患割合が高い傾向にあることから、萩市医師会や山口大学医学部と連携し、心疾患・脳血管疾患の予防のため、後期高齢者の健康診査における心電図検査を試行的に実施してまいります。
これからも市民の皆様が健康で元気に、ご活躍いただけるよう、保健推進員や食生活改善推進員、健康づくり応援隊などの皆様とともに、食生活の改善、健康体操の普及、ウォーキングの促進などによる健康づくりに取り組んでまいります。
また、病気を早期に発見し、早期治療につなげるため、萩市医師会との連携により健診の受診率向上を図るとともに、介護予防を推進し「健康寿命山口県ナンバーワン」を目指してまいります。
更に、萩市は心疾患・脳血管疾患の罹患割合が高い傾向にあることから、萩市医師会や山口大学医学部と連携し、心疾患・脳血管疾患の予防のため、後期高齢者の健康診査における心電図検査を試行的に実施してまいります。
(高齢者福祉の充実)
ご高齢の方の買物、通院などの生活を支える取組を進めてまいります。
地域の皆様による「支え合い活動」への公用車の貸出しや活動費助成等の支援に加え、70歳以上の方の路線バス、萩・循環まぁーるバス及び離島航路の運賃無料化に向けた検討を進めてまいります。
また、ご家族やご友人との会話は、元気の源であります。しっかりと聞こえ、いつまでも会話を楽しめるよう、ご高齢の方を対象とした補聴器の購入に係る支援を検討してまいります。
地域の皆様による「支え合い活動」への公用車の貸出しや活動費助成等の支援に加え、70歳以上の方の路線バス、萩・循環まぁーるバス及び離島航路の運賃無料化に向けた検討を進めてまいります。
また、ご家族やご友人との会話は、元気の源であります。しっかりと聞こえ、いつまでも会話を楽しめるよう、ご高齢の方を対象とした補聴器の購入に係る支援を検討してまいります。
(持続可能な医療提供体制の確保)
萩保健医療圏では、医療従事者の不足と高齢化により、医療提供体制の維持が困難となりつつあります。
市民の皆様が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、人口減少や高齢化などによる医療需要の変化や物価高騰等の社会情勢の変化も考慮しながら、地域医療連携の核となる中核病院づくりを進めてまいります。
また、診療所の運営や巡回診療など、地域の医療体制を維持するとともに、看護師等への住宅支援や看護学生への奨学金などにより、医療人材の確保に努めてまいります。
更に、周産期医療体制の確保のため、市内唯一の分娩取扱医療機関の運営を支援してまいります。
市民の皆様が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、人口減少や高齢化などによる医療需要の変化や物価高騰等の社会情勢の変化も考慮しながら、地域医療連携の核となる中核病院づくりを進めてまいります。
また、診療所の運営や巡回診療など、地域の医療体制を維持するとともに、看護師等への住宅支援や看護学生への奨学金などにより、医療人材の確保に努めてまいります。
更に、周産期医療体制の確保のため、市内唯一の分娩取扱医療機関の運営を支援してまいります。
(旧町村地域の振興)
旧町村地域の振興は、私が強い思いを持って進める政策の一つであり、一層力強く、責任を持って推進してまいります。
花を活用した交流人口の拡大、総合事務所を主体とした地域振興など、一期目で実現した施策の成果を更に高めてまいります。
また、本年度は「一日市長室」を開設し、住民の皆様のご意見を直接お聴きするとともに、現場へ赴き、課題解決に努めてまいります。
本年3月、阿武川ダムの完成から50年を迎えました。
ダムの完成により、川上地域から萩地域に至る流域一帯の水害が軽減された恩恵に感謝するとともに、ダムの建設によって住み慣れたふるさとを離れざるを得なくなった方々を顕彰するため、記念事業に取り組んでまいります。
花を活用した交流人口の拡大、総合事務所を主体とした地域振興など、一期目で実現した施策の成果を更に高めてまいります。
また、本年度は「一日市長室」を開設し、住民の皆様のご意見を直接お聴きするとともに、現場へ赴き、課題解決に努めてまいります。
本年3月、阿武川ダムの完成から50年を迎えました。
ダムの完成により、川上地域から萩地域に至る流域一帯の水害が軽減された恩恵に感謝するとともに、ダムの建設によって住み慣れたふるさとを離れざるを得なくなった方々を顕彰するため、記念事業に取り組んでまいります。
(離島の振興)
本土と比較し厳しい条件下にある離島は、一層の振興を図っていく必要があります。島民の皆様のご意見をしっかりとお聴きし、各種の取組を推進してまいります。
有人国境離島である見島においては、人口減少へ対応する定住住宅の建設工事を進めてまいります。
また、島民の皆様からのご要望を受け、大島では診療所跡地を駐車場として整備するとともに、見島では診療所の出入口を自動ドアに、相島では老朽化している相島いきいきセンターの外装を改修するなど、島民の皆様の利便性の向上に努めてまいります。
有人国境離島である見島においては、人口減少へ対応する定住住宅の建設工事を進めてまいります。
また、島民の皆様からのご要望を受け、大島では診療所跡地を駐車場として整備するとともに、見島では診療所の出入口を自動ドアに、相島では老朽化している相島いきいきセンターの外装を改修するなど、島民の皆様の利便性の向上に努めてまいります。
(老朽危険施設への対応)
田万川地域におきまして、市の財産となっている旧江崎警察署については、通学路に面し、老朽化により危険な状態であることから、解体することとしております。
このように、老朽化が著しく、保安上危険な建物につきましては、倒壊等により通行される方や周辺の皆様へ被害が及ぶおそれがあることから、解体など適切な対応を進めてまいります。
このように、老朽化が著しく、保安上危険な建物につきましては、倒壊等により通行される方や周辺の皆様へ被害が及ぶおそれがあることから、解体など適切な対応を進めてまいります。
「訪れて良し」のまちづくり
4つの重要伝統的建造物群保存地区に代表される歴史的なまちなみや、文化遺産を活用し、レトロでロマンあふれるまちづくりを推進いたします。
また、歴史・食・温泉・自然・伝統文化・工芸品など、7つの地域に継承される有形無形の資源に磨きをかけ、萩まちじゅう博物館や萩ジオパークの取組と合わせて効果的に発信し、萩ブランドの輝きを高め、魅力あふれる萩を目指してまいります。
また、歴史・食・温泉・自然・伝統文化・工芸品など、7つの地域に継承される有形無形の資源に磨きをかけ、萩まちじゅう博物館や萩ジオパークの取組と合わせて効果的に発信し、萩ブランドの輝きを高め、魅力あふれる萩を目指してまいります。
(機会を捉えた誘客の拡大)
本年7月、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録から10年を迎えます。
これを記念し、萩の5つの資産の価値や次世代へ継承する意義等を発信するシンポジウムを開催するとともに、誘客の拡大の機会と捉え「恵美須ヶ鼻造船所跡」における帆船「みらいへ」の体験航海や、「萩城下町」で子どもたちをターゲットとしたお宝さがしイベントなどを展開してまいります。
更に、本年は、大阪・関西万博やJRグループ等と連携したプレ・デスティネーションキャンペーンが実施されるなど、萩市の観光にとって大きなチャンスが続きます。こうした機会を逃すことなく、山口県や他の市町等とも連携し、誘客の拡大に取り組んでまいります。
これを記念し、萩の5つの資産の価値や次世代へ継承する意義等を発信するシンポジウムを開催するとともに、誘客の拡大の機会と捉え「恵美須ヶ鼻造船所跡」における帆船「みらいへ」の体験航海や、「萩城下町」で子どもたちをターゲットとしたお宝さがしイベントなどを展開してまいります。
更に、本年は、大阪・関西万博やJRグループ等と連携したプレ・デスティネーションキャンペーンが実施されるなど、萩市の観光にとって大きなチャンスが続きます。こうした機会を逃すことなく、山口県や他の市町等とも連携し、誘客の拡大に取り組んでまいります。
(文化観光の推進)
市内に広く存在する「おたから」を、市民や事業者の皆様が自ら活用し、萩でしか体験できないプログラム等を提供する「萩まちじゅう博覧会」は、文化に触れる観光地づくりと、文化・観光・経済の好循環を促す「文化観光」に資する取組であります。
本年度も、引き続き市民の皆様とともに「萩まちじゅう博覧会」を開催し、萩オリジナルの体験・交流を提供する「文化観光ブランド」の定着を図り、観光地づくりにいかしてまいります。
本年度も、引き続き市民の皆様とともに「萩まちじゅう博覧会」を開催し、萩オリジナルの体験・交流を提供する「文化観光ブランド」の定着を図り、観光地づくりにいかしてまいります。
(外国人観光客の誘致拡大)
インバウンドの拡大に当たっては、萩にお越しになられた外国人観光客へのアンケート結果において、自国を出国される前の情報発信が効果的であることから、山口県や他の自治体と連携して、海外メディアを通じたプロモーション活動を展開するとともに、クルーズ船等の積極的な誘致に取り組んでまいります。
「働いて良し」のまちづくり
産業は、雇用や賑わいなどを創出する、まちの原動力であります。
産業を活性化させ、活力あふれる萩を目指し、まちづくりを進めてまいります。
産業を活性化させ、活力あふれる萩を目指し、まちづくりを進めてまいります。
(持続可能な力強い農林水産業へ向けて)
萩市の農林水産業に共通する課題は、従事者の不足であります。
新規就業者への支援など、各産業の課題に対応する従事者確保対策は、関係者の皆様のご意見もお聴きしながら、より効果的な取組へと進めるとともに、定住総合相談窓口「はぎポルト」との連携により、移住就業を促進してまいります。
農業振興では、力強い地域農業の推進を目的に、集落営農法人や大規模個人農家等の中核経営体をはじめ、多様な経営体の育成や経営基盤の強化を図るため、引き続き、各種施策を展開してまいります。
近年、農業従事者の高齢化が進む中、農業用機械の故障をきっかけに引退される生産者がおられます。萩の土をよく知り経験が豊富な皆様に、できるだけ長く、現役でご活躍いただくことが、萩市の農業を守ることにつながると考えております。
こうしたことから、物価高騰対策として取り組んでおります農業用機械の修理費等の支援につきましては、継続的な制度となるよう検討してまいります。
また、環境と調和のとれた食料システムの確立を図る、いわゆる「みどりの食料システム法」に基づき、全国的に有機農業等の推進が図られています。萩市においても、関係者の皆様のご意見をお聴きしながら、環境に配慮した農業の推進方針を検討し「萩市有機農業等推進計画」を策定してまいります。
林業振興では、「次世代まで幸せになる林業」を掲げ、森林の効率的な管理や林業の生産性の向上を図る森林団地の形成を促進するとともに、林業経営体が実施する団地内の森林整備を支援してまいります。
また、地域産木材の利用促進や普及啓発を図るため、森林や木材を学ぶ体験機会の創出や、薪ストーブの整備支援、地域の事業者等と連携した高付加価値化に取り組んでまいります。
特に、住宅建築等における地域産木材の利用を一層促進するため、建築主への補助額を増額するとともに、新たに市内施工業者への奨励金制度を創設し、地域産木材の利用拡大を推進してまいります。
水産業振興では、持続可能な水産業を目指し、漁業者による藻場の保全活動などを支援し、魚が育つ環境づくりを促進してまいります。
また、「食べたい 行きたい 旬の地魚がおいしいまち・萩」を掲げ、「シマフグ」などの低利用魚の活用により、萩の魚の価値向上を図るとともに、「活締めあまだい」など、活締め技術の認定を受けた漁業者や加工業者等の連携による商品開発を支援し、販路開拓につなげてまいります。
更に、気象情報などの漁業に必要な情報に加え、災害や事故をはじめとした緊急情報の伝達手段を確保するため、老朽化している越ヶ浜地区の放送設備の整備を支援してまいります。
新規就業者への支援など、各産業の課題に対応する従事者確保対策は、関係者の皆様のご意見もお聴きしながら、より効果的な取組へと進めるとともに、定住総合相談窓口「はぎポルト」との連携により、移住就業を促進してまいります。
農業振興では、力強い地域農業の推進を目的に、集落営農法人や大規模個人農家等の中核経営体をはじめ、多様な経営体の育成や経営基盤の強化を図るため、引き続き、各種施策を展開してまいります。
近年、農業従事者の高齢化が進む中、農業用機械の故障をきっかけに引退される生産者がおられます。萩の土をよく知り経験が豊富な皆様に、できるだけ長く、現役でご活躍いただくことが、萩市の農業を守ることにつながると考えております。
こうしたことから、物価高騰対策として取り組んでおります農業用機械の修理費等の支援につきましては、継続的な制度となるよう検討してまいります。
また、環境と調和のとれた食料システムの確立を図る、いわゆる「みどりの食料システム法」に基づき、全国的に有機農業等の推進が図られています。萩市においても、関係者の皆様のご意見をお聴きしながら、環境に配慮した農業の推進方針を検討し「萩市有機農業等推進計画」を策定してまいります。
林業振興では、「次世代まで幸せになる林業」を掲げ、森林の効率的な管理や林業の生産性の向上を図る森林団地の形成を促進するとともに、林業経営体が実施する団地内の森林整備を支援してまいります。
また、地域産木材の利用促進や普及啓発を図るため、森林や木材を学ぶ体験機会の創出や、薪ストーブの整備支援、地域の事業者等と連携した高付加価値化に取り組んでまいります。
特に、住宅建築等における地域産木材の利用を一層促進するため、建築主への補助額を増額するとともに、新たに市内施工業者への奨励金制度を創設し、地域産木材の利用拡大を推進してまいります。
水産業振興では、持続可能な水産業を目指し、漁業者による藻場の保全活動などを支援し、魚が育つ環境づくりを促進してまいります。
また、「食べたい 行きたい 旬の地魚がおいしいまち・萩」を掲げ、「シマフグ」などの低利用魚の活用により、萩の魚の価値向上を図るとともに、「活締めあまだい」など、活締め技術の認定を受けた漁業者や加工業者等の連携による商品開発を支援し、販路開拓につなげてまいります。
更に、気象情報などの漁業に必要な情報に加え、災害や事故をはじめとした緊急情報の伝達手段を確保するため、老朽化している越ヶ浜地区の放送設備の整備を支援してまいります。
(地場産業の活性化と人材確保への対策)
地域経済を支える中小事業者の販路拡大や、事業展開などを支援することで、地場産業の活性化を図ってまいります。
また、多くの産業で直面している労働力不足へ対応するため、移住就業の支援、リクルートグループと連携した採用情報の発信力強化、若い世代へ地元企業の魅力を伝える合同企業説明会の開催などに取り組み、産業人材の確保に努めてまいります。
更に、市民の皆様や観光客の移動手段を確保するため、バスやタクシーの運転士として就職する方への奨励金制度に取り組むとともに、自動運転技術等の新技術の導入について検討を進めてまいります。
また、多くの産業で直面している労働力不足へ対応するため、移住就業の支援、リクルートグループと連携した採用情報の発信力強化、若い世代へ地元企業の魅力を伝える合同企業説明会の開催などに取り組み、産業人材の確保に努めてまいります。
更に、市民の皆様や観光客の移動手段を確保するため、バスやタクシーの運転士として就職する方への奨励金制度に取り組むとともに、自動運転技術等の新技術の導入について検討を進めてまいります。
「学んで良し」のまちづくり
本年度から、我が国初の本格的なオンライン大学「ZEN大学」と広域通信制の「萩明倫館高等学校」の学生が全国から萩を訪れ、地域や企業等と連携した学習活動を行います。
こうした教育の実践の場として萩が選ばれるのは「松陰先生の言葉の朗唱」など、独自の教育に取り組む「教育のまち・萩」だからであります。
子どもたちの自分にふさわしい生き方を実現する能力と郷土愛を育む「志教育」の深化など、教育・文化・スポーツの一層の振興を図ってまいります。
こうした教育の実践の場として萩が選ばれるのは「松陰先生の言葉の朗唱」など、独自の教育に取り組む「教育のまち・萩」だからであります。
子どもたちの自分にふさわしい生き方を実現する能力と郷土愛を育む「志教育」の深化など、教育・文化・スポーツの一層の振興を図ってまいります。
(教育環境の充実)
萩の子どもたちが、萩で学ぶことができるよう、高校生寮の運営や下宿費等の支援に引き続き取り組み、市内高等学校の定員維持を図ってまいります。
また、不登校傾向にある生徒の学級復帰の足がかりとなる「ステップアップルーム」を、新たに萩西中学校へ設置し、一人ひとりに応じたきめ細かな支援ができる環境を整備いたします。
また、不登校傾向にある生徒の学級復帰の足がかりとなる「ステップアップルーム」を、新たに萩西中学校へ設置し、一人ひとりに応じたきめ細かな支援ができる環境を整備いたします。
(中学校部活動の地域移行)
生徒数の減少や教員の働き方改革など、中学生を取り巻く環境が変化する中にあっても、子どもたちが将来にわたって、スポーツや文化、芸術活動に取り組める環境を作っていくため、青山学院大学陸上競技部等と連携したスポーツ指導者の育成や確保など、中学校部活動の地域移行を進めてまいります。
(探究を通じた人材育成)
東京大学の鈴木寛(すずき ひろし)教授と連携して実施している、市内高校生を対象とした「萩探究部」では、本年8月、大阪・関西万博において金谷神社秋季例祭の探究の成果を発表する準備を進めております。高校生が世界の文化や伝統に触れることで、地域への誇りや愛着を育み、他者と協力して課題を解決する力を高めることができるよう、引き続き高校生の主体的な学びを支援するとともに、探究を通じた人材育成を図ってまいります。
(文化振興)
「親しみやすく、明るい市役所」との思いで取り組んでおります市役所や須佐総合事務所での「ロビーコンサート」は、市民の皆様が様々な音楽に触れる機会であると同時に、ボランティアで演奏いただく音楽愛好家や文化団体の皆様にとっては、活動を発表する良い機会となっております。こうした取組を各総合事務所にも展開し、地域全体で音楽に触れる機会の充実を図ってまいります。
また、「ふれ愛ギャラリー萩ぶらっと」の活用や、文化活動への支援などを通じて、一層の文化振興に努めてまいります。
また、「ふれ愛ギャラリー萩ぶらっと」の活用や、文化活動への支援などを通じて、一層の文化振興に努めてまいります。
(スポーツ振興)
トップアスリートのパフォーマンスを体感する機会は、子どもたちをはじめ、スポーツを楽しまれる方の競技意欲の刺激になるとともに、交流人口の拡大にも資することから、実業団等のスポーツ合宿誘致を推進してまいります。
また、市民の皆様の競技力の向上には、競技に打ち込める環境が必要であることから、多目的人工芝グラウンドやタータントラックの整備に向けた検討を進めてまいります。
また、市民の皆様の競技力の向上には、競技に打ち込める環境が必要であることから、多目的人工芝グラウンドやタータントラックの整備に向けた検討を進めてまいります。
「育てて良し」のまちづくり
出生数の減少は、未来の人口減少を加速させ、国力や地域の経済力に影響を与えるため、国においても、萩市においても、しっかりと対策に取り組んでいかなければなりません。
その上で、私は、子ども一人ひとりの成長を支えることに主眼を置き、子どもたちが健やかに成長できる環境を作っていくことが重要であると認識しております。
そして、ご家族、教育機関、行政など、子どもに関わる大人が、それぞれの役割を果たし、更に地域の皆様の温かい活動が加わることで、子どもたちに萩への思いが育ち、萩を愛する若者が増え、ひいては、萩市の少子化の改善へとつながっていくものと考えております。
まずは、私が先頭に立ち、「子育て環境日本一」を目指し、子育てのしやすいまちづくりを進めてまいります。
その上で、私は、子ども一人ひとりの成長を支えることに主眼を置き、子どもたちが健やかに成長できる環境を作っていくことが重要であると認識しております。
そして、ご家族、教育機関、行政など、子どもに関わる大人が、それぞれの役割を果たし、更に地域の皆様の温かい活動が加わることで、子どもたちに萩への思いが育ち、萩を愛する若者が増え、ひいては、萩市の少子化の改善へとつながっていくものと考えております。
まずは、私が先頭に立ち、「子育て環境日本一」を目指し、子育てのしやすいまちづくりを進めてまいります。
(子育て環境の充実)
安心して子どもを産み、育てられるよう、不安や悩みに寄り添いながら、妊娠期から子育て期までの切れ目のない伴走型相談支援に取り組んでまいります。
また、多子世帯誕生祝い金、小中学校の給食費無償化など、子育て世帯への経済的な支援や不妊治療等への助成に、引き続き取り組むとともに、今年度から新たに産後ケア利用料の無償化を実施いたします。
更に、幼稚園、保育園の保育料と給食費の無償化とともに、全ての子どもたちが楽しく、安心して遊べるインクルーシブ遊具の整備に向けた検討を進めるなど、子育て環境の一層の充実に努めてまいります。
また、多子世帯誕生祝い金、小中学校の給食費無償化など、子育て世帯への経済的な支援や不妊治療等への助成に、引き続き取り組むとともに、今年度から新たに産後ケア利用料の無償化を実施いたします。
更に、幼稚園、保育園の保育料と給食費の無償化とともに、全ての子どもたちが楽しく、安心して遊べるインクルーシブ遊具の整備に向けた検討を進めるなど、子育て環境の一層の充実に努めてまいります。
(移住定住の促進)
萩市の人口減少と少子化の改善を図るため、雇用、住まい、そして出生・子育て・教育環境に重点を置いた施策を展開し、若者や子育て世代の移住定住を促進してまいります。
また、移住就業を促進するため、移住希望者と事業所をつなぐコーディネーターを、引き続き定住総合相談窓口「はぎポルト」に配置するとともに、萩市の「移住定住情報ポータルサイト」に加え、移住の促進や関係人口拡大のためのマッチングサービス「スマウト」などを活用し、萩暮らしの魅力、子育て支援策などを広く発信し、移住者の増加を図ってまいります。
併せて、仕事の選択肢を広げ、若者の定住にも効果を発揮する企業誘致を推進してまいります。
また、移住就業を促進するため、移住希望者と事業所をつなぐコーディネーターを、引き続き定住総合相談窓口「はぎポルト」に配置するとともに、萩市の「移住定住情報ポータルサイト」に加え、移住の促進や関係人口拡大のためのマッチングサービス「スマウト」などを活用し、萩暮らしの魅力、子育て支援策などを広く発信し、移住者の増加を図ってまいります。
併せて、仕事の選択肢を広げ、若者の定住にも効果を発揮する企業誘致を推進してまいります。
おわりに
市町村合併から20年の節目に当たり、これまで萩市が市民の皆様とともに歩んできた道のりを振り返る記念事業を実施し、市民相互の更なる一体感の醸成を図るとともに、各地域の元気を創出し、市民一人ひとりが誇りと愛着を持てるまちづくりに取り組んでまいります。
「明るく元気で笑顔のある萩」の実現に当たっては、まず市の職員が、元気に、笑顔で働く市役所でなければならないと思っております。
明るく風通しがよい職場であるよう、私自身が努めるとともに、職員との信頼関係をより深め、職員と一丸となって、全力で市政運営に邁進してまいります。
以上、私の所信の一端を申し述べました。
議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。
「明るく元気で笑顔のある萩」の実現に当たっては、まず市の職員が、元気に、笑顔で働く市役所でなければならないと思っております。
明るく風通しがよい職場であるよう、私自身が努めるとともに、職員との信頼関係をより深め、職員と一丸となって、全力で市政運営に邁進してまいります。
以上、私の所信の一端を申し述べました。
議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。