令和6年6月定例会 市長報告
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月28日更新
1.定住総合相談窓口における移住500世帯到達について
〇 萩市の定住総合相談窓口を通じて市内に移住された方が、累計で500世帯を超えたことを記念いたしまして、去る5月20日、500世帯目となられたご家族に記念品を贈呈いたしました。
〇 萩市では、平成18年に、定住総合相談窓口を開設して以来、移住や定住を円滑に進めることができるよう、移住を希望される方からの相談をはじめ、移住後の生活に戸惑われている方への支援など、きめ細かく対応してまいりました。
令和4年4月には、萩での暮らしの魅力の発信や、相談窓口の機能の更なる充実を図るため、萩・明倫学舎4号館に「はぎポルト‐暮らしの案内所‐」を開設し、定住総合相談窓口とともに、萩と関わりたい人と地域を結ぶ拠点として、様々な取組を展開しているところであります。
〇 人口減少が大きな課題となっている萩市におきましては、若い世代に選ばれるまちづくりを進めることが肝要であると考え、現在、「雇用」「住まい」「出生・子育て・教育環境」の3つに重点を置き、子育て世代等の移住や定住に積極的に取り組んでいるところであります。
〇 令和5年度の「はぎポルト‐暮らしの案内所‐」における移住相談件数は前年度比100件増となる1,163件でありました。
移住者数につきましては、51世帯102人と、平成18年の開設以来、世帯数、人数共に過去2番目となりました。年代別に内訳を見ますと、40歳未満の方は、前年度に比べ24人増加の64人で、移住者全体の約63%を占めております。
〇 引き続き、萩市の魅力を広く発信し、市民はもとより、移住を検討される方々に、萩市に住んで萩市で子育てがしたい、萩市に住み続けたいと思っていただけるよう、「明るく元気な萩市」の実現に向け、全力を傾注してまいります。
〇 萩市では、平成18年に、定住総合相談窓口を開設して以来、移住や定住を円滑に進めることができるよう、移住を希望される方からの相談をはじめ、移住後の生活に戸惑われている方への支援など、きめ細かく対応してまいりました。
令和4年4月には、萩での暮らしの魅力の発信や、相談窓口の機能の更なる充実を図るため、萩・明倫学舎4号館に「はぎポルト‐暮らしの案内所‐」を開設し、定住総合相談窓口とともに、萩と関わりたい人と地域を結ぶ拠点として、様々な取組を展開しているところであります。
〇 人口減少が大きな課題となっている萩市におきましては、若い世代に選ばれるまちづくりを進めることが肝要であると考え、現在、「雇用」「住まい」「出生・子育て・教育環境」の3つに重点を置き、子育て世代等の移住や定住に積極的に取り組んでいるところであります。
〇 令和5年度の「はぎポルト‐暮らしの案内所‐」における移住相談件数は前年度比100件増となる1,163件でありました。
移住者数につきましては、51世帯102人と、平成18年の開設以来、世帯数、人数共に過去2番目となりました。年代別に内訳を見ますと、40歳未満の方は、前年度に比べ24人増加の64人で、移住者全体の約63%を占めております。
〇 引き続き、萩市の魅力を広く発信し、市民はもとより、移住を検討される方々に、萩市に住んで萩市で子育てがしたい、萩市に住み続けたいと思っていただけるよう、「明るく元気な萩市」の実現に向け、全力を傾注してまいります。
2.ニューヨーク市におけるPRイベント等の実施について
〇 萩市では、海外での勤務等により総合的な資質の向上を図り、グローバルな視点での政策立案能力を有する職員を育成するため、一般財団法人自治体国際化協会に職員1名を派遣しております。
現在、派遣している職員につきましては、令和5年度から、同協会のニューヨーク事務所に勤務しており、物産の輸出やインバウンド等につきまして研究を行っているところであります。
〇 こうした中、アメリカのニューヨーク州に、昨年、山口県内の酒造会社が酒蔵をオープンさせるなど、山口県の日本酒の認知度が高まってきていると聞いていたことから、萩の伝統産業である萩焼と日本酒の魅力を発信することにより萩市をPRする事業の実施につきまして、これまで、検討を重ねてまいりました。
〇 一方で、本年1月には、ニューヨーク・タイムズ紙において、「2024年に行くべき52か所」の旅行先として、3番目に、山口市が選出されたことから、大きな話題となりました。
〇 このため、海外からの注目度が高まっている山口市に隣接する萩市といたしましても、多くの外国人観光客の方々に、萩を訪れていただく、またとないチャンスであり、世界の情報発信の拠点と言われるニューヨーク市において、萩のPRを行うことは、その魅力を広く世界に知っていただき、萩を選んでいただくための絶好の機会と捉え、これを逃すべきではないと考えているところであります。
〇 こうしたことから、ニューヨーク市において、萩の伝統産業である「萩焼とGI萩の清酒」を用いた萩市のPRイベントや、商談会などの開催をはじめ、ニューヨーク山口県人会との連携体制の構築を図るなど、新たな市場の開拓及び販路の拡大を目指すとともに、「萩」の知名度の向上につなげる「萩伝統産業海外マーケティング事業」を実施することといたしました。
また、外国人観光客に向けた効果的な情報発信とともに、萩を訪れた外国人観光客の方々にご満足いただくための受入環境の整備を図るため「インバウンド対策事業」を拡充するなど、必要な対策を講じてまいりたいと考えております。
本定例会におきまして、関連する予算案を提出しておりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
現在、派遣している職員につきましては、令和5年度から、同協会のニューヨーク事務所に勤務しており、物産の輸出やインバウンド等につきまして研究を行っているところであります。
〇 こうした中、アメリカのニューヨーク州に、昨年、山口県内の酒造会社が酒蔵をオープンさせるなど、山口県の日本酒の認知度が高まってきていると聞いていたことから、萩の伝統産業である萩焼と日本酒の魅力を発信することにより萩市をPRする事業の実施につきまして、これまで、検討を重ねてまいりました。
〇 一方で、本年1月には、ニューヨーク・タイムズ紙において、「2024年に行くべき52か所」の旅行先として、3番目に、山口市が選出されたことから、大きな話題となりました。
〇 このため、海外からの注目度が高まっている山口市に隣接する萩市といたしましても、多くの外国人観光客の方々に、萩を訪れていただく、またとないチャンスであり、世界の情報発信の拠点と言われるニューヨーク市において、萩のPRを行うことは、その魅力を広く世界に知っていただき、萩を選んでいただくための絶好の機会と捉え、これを逃すべきではないと考えているところであります。
〇 こうしたことから、ニューヨーク市において、萩の伝統産業である「萩焼とGI萩の清酒」を用いた萩市のPRイベントや、商談会などの開催をはじめ、ニューヨーク山口県人会との連携体制の構築を図るなど、新たな市場の開拓及び販路の拡大を目指すとともに、「萩」の知名度の向上につなげる「萩伝統産業海外マーケティング事業」を実施することといたしました。
また、外国人観光客に向けた効果的な情報発信とともに、萩を訪れた外国人観光客の方々にご満足いただくための受入環境の整備を図るため「インバウンド対策事業」を拡充するなど、必要な対策を講じてまいりたいと考えております。
本定例会におきまして、関連する予算案を提出しておりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
3.萩市カーボンニュートラルチャレンジ宣言について
〇 近年、地球温暖化を起因とする気候変動により、集中豪雨や、記録的な猛暑など、甚大な被害をもたらす異常気象が頻発しております。こうした異常気象の発生を減らすためには、地球の平均気温の上昇を抑えることが重要であり、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現が、世界共通の課題となっております。
〇 こうしたことから、萩市は、国際社会の一員としてSDGsの理念の下、市民憲章に掲げる「歴史と文化を大切にし、青い海と緑の山を守り、安心して暮らせる平和なまち」を将来の世代へ引き継ぐため、「エコライフに挑戦~笑顔あふれる明るい未来に向けて~」をスローガンに、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、市民の皆様とともにチャレンジすることを、本日、宣言いたします。
〇 萩市では、平成29年に「第2次萩市環境基本計画」を策定し、環境保全に向けた施策を、総合的かつ計画的に推進してまいりました。
環境問題につきましては、一人ひとりが自らの問題として捉える意識と日常生活における行動の積み重ねが、必ず、問題の解決につながっていくものと信じております。
〇 このチャレンジ宣言により、改めて、カーボンニュートラルの実現を目指すという萩市の姿勢を打ち出すとともに、温室効果ガスの削減について、市民の皆様が、自らの問題として捉え、行動されるきっかけとなりますよう、普及啓発に努めてまいります。
〇 こうしたことから、萩市は、国際社会の一員としてSDGsの理念の下、市民憲章に掲げる「歴史と文化を大切にし、青い海と緑の山を守り、安心して暮らせる平和なまち」を将来の世代へ引き継ぐため、「エコライフに挑戦~笑顔あふれる明るい未来に向けて~」をスローガンに、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、市民の皆様とともにチャレンジすることを、本日、宣言いたします。
〇 萩市では、平成29年に「第2次萩市環境基本計画」を策定し、環境保全に向けた施策を、総合的かつ計画的に推進してまいりました。
環境問題につきましては、一人ひとりが自らの問題として捉える意識と日常生活における行動の積み重ねが、必ず、問題の解決につながっていくものと信じております。
〇 このチャレンジ宣言により、改めて、カーボンニュートラルの実現を目指すという萩市の姿勢を打ち出すとともに、温室効果ガスの削減について、市民の皆様が、自らの問題として捉え、行動されるきっかけとなりますよう、普及啓発に努めてまいります。